(61)2022年ハワイ旅行記
(2022・7・16〜9・20)
@ 7月編
はじめに
20,21年と、コロナでハワイは勿論、海外は何処へも行けずじまい。1年前=21年の夏に、「来年はもう大丈夫だろう・・・」とハワイ・ロングステイの準備を始めました。幸いというか、ANAマイルも2人分溜まり、希望の往復便を押さえることが出来ました。次は(2年に一度の)ヒルトン・カリアタワーを予約。
そして肝心の、2か月滞在するコンドの手配・・・これまでお世話になってきた会社(アイランドアロハ)はコロナの影響をもろに受けて閉店。そこでレアレアバケーションレンタル(HIS)のサイトを見ると、多くの物件が並んでいますが、価格は大幅にアップ!(これまでが安すぎたか?)。でも“昔は良かった”と嘆いても始まらないので、迷った末にそこそこのコンドを予約。(予約と同時に手付として約40%を徴収されました。が、結果的にはこれが正解。今から思えば100%前払いでもよかった!)
さぁ。これで一安心と思っていたら、〜〜どっこい、そうは問屋が卸さない。春先から円安がどんどん進行するではありませんか!アメリカの猛烈なインフレと円安のダブルパンチ!・・全て、米=バイデン、日=岸田検討使の無能・無策のせいです。ハワイ・ロングスティ大先輩のT氏に「今年は行かないの?、行こうよっ!」と誘いをかけると、「コロナも収まらない時期で、しかもこんなインフレと円安のタイミングでハワイに行くなんて、信じられないよ」と呆れられる始末。
悪いことがあれば、少しはいいこともあります。アメリカでは、コロナがインフルエンザ並みの扱いになったか、入国時のPCR検査証明が無くなりました。(昨夏行った友人のご夫婦は一人4万円かかったそうです)
しかし、再び悪いことが起こります。ANAは5,6月と次第にハワイ便を増便し、7月からは「毎日飛ばします」とのアナウンス。これはいいぞっ!と思っていたのですが・・・ところが発表された運航表を見ると、「金・土が成田発、日〜木が羽田発」・・・エェッ!
我が家は約1年前に「土曜日・羽田発」を予約していたので、これは大変。成田発に変更しようとしても、ネット上では同日成田発便のマイレージ枠は既に一杯で、電話でお願いするしかありません。
念のため事前に照会して、「非常事態なので配慮する」との回答は得てはいたのですが、肝心の電話が全く繋がらない。ANAの何処へ電話しても、結局同じところに行きついて・・・話し中。
1日、2日、3日経ち・・・早朝架けても、深夜に架けても話し中。フリーダイヤルの電話を見つけ出し、一日中かけっぱなしにして、もうだめかと諦めかけた3日目の夜8時にやっと電話が繋がり、無事7月16日成田発の便に変更することが出来ました。(帰国便は問題なし)・・・その後しばらくして別件で電話しても全く繋がらなかったので、この時繋がったのは、まったくもって僥倖と言うしかありません! 受付嬢の声が「神の福音」に聞こえました!
〜〜と、もう大変な思いをして、漸く出発にこぎつけることが出来たのでした。
7月16日(土)
いよいよ出発の日です。品川から京急〜京成の快速特急で成田へ。宅急便で送っておいたスーツケース4個を受け取ってチェック・イン手続き。アメリカが要求するチェックシート2種類を提出し、コロナワクチン3回接種証明書を提示して完了。早めに来たので、出発エリアで「かき揚げうどん」で腹ごしらえ。
(例によっての大荷物=合計100kg超!) (結構混みあっています) (フライング・ホヌ!)
ANAご自慢の新鋭機「フライング・ホヌ=エアバスA380」(NH184)は520人乗りの大型機。エコノミー座席の前後間隔も心なしか広いようで、少し寛げます。
この日は60%程度の搭乗率でしょうか。中央4席で一人という個所もあり、独り占めにして横になって寝ている人も散見されます。(私も、妻が窓側に移って、一人でしたが、やがて前の人が移ってきたので、横に寝ることは出来ませんでした。でも4席ビッチリよりは楽ですね。)
(機内の様子) (モニターも大きくて見やすい) (機内食)
食事は白身魚のソテー1種類のみ。まぁ、“餌”ですが、私的には「牛肉は終わりました」と言って、チキンを出されるよりはましか!
7月16日(土)
例によって、少しまどろんだだけでしたが、無事ホノルルに定刻(8:45)で到着。
(ホノルル空港到着) (出口は以前と勝手が違って当惑気味!)
入国手続きはこれまでで一番簡単なくらい、アッサリと済みました。入管の係員は(ジョークで)「入国目的は?・・・ハネムーンですか?」 (「NO、フルムーンです」と言っても、この返しのジョークは彼には分らないだろう・・・)
出口は左側の団体出口のみ。個人出口の方へ廻って、迎えの車を待ちます。Hawaii23.com=“ゆかちゃんタクシー”です。(コロナ下でも営業していて助かりました)料金は3年前と変わらず(えらい!)$23ですが、荷物も多いことだし、チップ$4。
ヒルトン・カリアタワーに到着して、取りあえずハワイ第一ステップ・クリア。ところが、チェックイン・カウンターの女性の対応は極めて事務的。規定のチェックイン・タイムは午後4時ですが、こんな時期だから空いている部屋はあるのではないかと尋ねたら「チェック・インは4時です。少し早くできることもあるかもしれませんから、又此処へ来てみてください」 (「〇〇号室なら直ぐに入れますが、どうですか?」といった対応を期待していたのですが・・・)
ロビーのコンシェルジェ・コーナーも無くなっています。仕方がないので、トイレで着替えを済ませ、荷物を預けると、グランドワイキキアンにあるラウンジへ。此処も受け付けは無人で、ジュースや紅茶などのドリンクサービスもありません。(奥の部屋にウオーターサーバーがあるのは助かりました)少し休みましたが、このまま4時まで此処にいるのも如何なものか?・・・妻が「これなら、カリアタワーのプールサイドの方がいいわ」と。それで“ホームグラウンド”のカリアタワーに移動して、4階のプールサイドの日陰のデッキチェアーで寝そべります。
(カリアタワーのプールサイドで待機)
少し休憩すると、私はビーチウオークまでお出かけ。実は今週、(私のお気に入りイベントの一つ)スチールギター・フェスティバルが開催されていて、今日がその最終日。有名どころのパフォーマンスがあるのです。
ハレコアホエル〜アーミー・ミュージアム前をテクテク歩いて、1時過ぎビーチウオークに着くと、ベテランのスティーヴ・チェイニーが演奏中。
続いてジェフ・アウ・ホイ。スチールギターの演奏は上手いし、歌も甘い声でなかなかのもの。彼は1980年生まれというから42歳。油が乗ってきたというところですね。父方は中国系、母方は台湾系の移民。スチールギターはボビー・インガノに学んだそうです
このフェスタの主宰者のアラン・アカカさんに挨拶。
(アラン・アカカと)
ホイの師匠、ボビー・インガノが顔をだしたので近づいて、「私はあなたのロマンチックな演奏が大好きですよ」、「何処から来たの?」、「トーキョー」、「おぉっ、私は渋谷に教室をもっているが、日本の生徒は実に優秀だよ」
( ボビー・インガノと)
このままずっと演奏を聞いていたいところだが、そうもいかない。2時半にフロントに戻って尋ねると「チェック・イン出来ます」・・・ところが指定された部屋は18階の隅っこの部屋・・・この部屋は他よりやや狭く、キッチンにカウンターが付いていない(以前もこのタイプお部屋なら早めに入室できると提示されて、断った経験あり)。そこでほかの部屋をリクエスト。彼女慌ててパソコンを叩いて、「1741号室が用意できます」・・・此処は建物中央で、向かいにアイスボックスと洗濯室があり、ある意味で各階で一番便利な部屋で、結果オーライ。(2時半過ぎで、これだけ部屋数があるなら、例えば朝の段階で“端っこの部屋”なんかは用意できたハズだと推測される・・・以前なら臨機応変の対応が出来たのだが、どうしたことか?・・・(後日HGVCの遠い関係者に聞いたところ、HGVC=ヒルトン・グランドバケーション・クラブ=は昨年ダイヤモンドリゾートを吸収合併し、給料の高いHGVCの社員をリストラし(あるいは休職させ)て、旧ダイヤモンドリゾートの社員を研修勤務させているということらしい)
(リビングルーム) (ベッドルーム)
(なんといっても、ラナイからのこの眺め!)
ま、とにかく部屋に入ると、ABCストアで、サンドイッチとビールと水を買ってきて、遅めの昼食。
妻は荷解きにかかり、私は再びスチールギター・フェスティバルへ。部屋交換で手間取ったせいで(?)到着すると、残念なことにボビーの演奏が終わったところで、次はライオン・小林さんのステージ。今日は4人の女性が付いているが、演奏はカラオケを伴奏に、小林さんのソロ。ところがカラオケとのミキシングが上手くいかず、どうも調子が出ない。
(後で、小林さんは「ミキシングが下手だ!」と、ぼやいてました) “トリ”はアカカとアイランダーズ・・・さすがの安定の演奏です。(慌てて出かけたら、カメラを忘れていました!)そのままカラカウア〜クヒオ通りを東に歩いて、「ミー・BBQ」へ・・・ここ数年、最初の夕食は此処の「骨付きカルビプレート」です。水っぽいミラー・ライト(=ビール)で乾杯! 長い一日が終わろうとしています。
(ミーBBQのカルビプレート) (レインボータワーがライトアップされた夜景)
7月17日(日)
目が覚めるともう9時半です。これで時差ボケ解消! 此処カリアタワーに来たら、何処へも出ないで、部屋とビレッジ内でのんびりするのがベスト。
コーヒーメーカーで、備え付けの「パラダイス・コーヒー」を淹れるとラナイに出て、ラグーンからビーチを眺めながら、ABCで買ってきたサンドイッチで朝食。このゆったり感が堪りません! 朝食後は、少し外に出てラグーン辺りを散歩。
(ラグーンとレインボータワー) (奥の真ん中がカリアタワー)
部屋に戻って残りの荷解きをしていると、もうお昼に。昼食は、妻が「ザルソバにしましょう!」ということで、持参の食品利用第1号はザルソバ。
午後は4階のプールでまったり。子供禁止になったようで、空いています。マイプールのように泳いだり、歩いたり〜〜〜あとはジャグジーで疲れを癒します。
夜はABCで買ってきたサラダ。$22,33(=約3,230円・・・@144.64)と結構な値段ですが、数種類の野菜に2種類のチーズ、ゆで卵と質・量とも充分です。持参のおつまみ3品。麦焼酎(もちろン持参!)をすだち100%果汁(=故郷徳島の特産デス!)で割った“すだちロック”が爽やかです。
7月18日(月)
8時起床。 昨夜の残りのサラダとご飯で朝食。
終日、引き籠っているばかりともいきません。今日の「仕事」は「バス券」の購入。サテライト・シティホール(=市役所の出張所)がアラモアナセンターの海側に移転したという情報。広いアラモアナの東側か西側か?中央にあるショップのおばさんに尋ねると「東側だよ!」というので、そちらへ進むと、JTBのラウンジに来てしまいました。係の女性に聞くと「反対側です!」と。〜〜という訳で広いアラモアナセンタ−を端から端まで歩いて漸くサテライトを発見。入り口前には10人前後が並んでいます。
(サテライト・シティホール)
さて、(免許を持たない人の)ロングステイに不可欠なのが「バス・パス」(=バスの定期券)です。これまでシニア(65歳以上)は1か月$6と優遇されてきましたが、この7月から、なんと「$6⇒$20」という無茶苦茶な値上げ!・・・市のバス会計は大赤字続きで、もはや老人優遇をする余裕は無くなったようです。
我が家は7.8.9と3か月に亘って滞在しますから、$60必要。ところが年間パスだと$40・・・で、「年間パスを購入することにします。
ところが、新システムの「HOLO
CARD」購入手続きが大渋滞。4組前の日本人夫婦1組だけで30分以上経過〜〜なんだかんだで並び始めてから2時間以上かかってしまいました。我が家は3年前にホロカードを作っていましたから、ものの3分で、終了。とにかくこれで自由に(!)オアフ島内を駆け回ることが出来ます。
次は「サムズクラブ」へ移動。サムズクラブはウオルマート系列の「倉庫ストア」。今年から「ワンディ・パス」が無くなったというので、思い切って年会費$45を払って会員になりました。コスコへ行くと半日掛かりになりますが、サムズクラブはウオルマートの上ですから、交通至便。これが切り札です。
コスコと略同じシステムの「巨大倉庫ストア」ですが、各商品がコスコより「小さめ」なのは有り難い。いろいろと買い込んで、次は「ドンキホーテ」へ。此処でも食品を買い込みました。これであと数日間はヒルトンで“籠城”しても大丈夫。
(3階の入り口) (中は“倉庫ストア”)
(イートイン・コーナーで、ピザと飲み放題のソフトドリンク=$2.49)
夕食は、サムズクラブ(とドンキー)で購入した食材で・・・メダマ(?)は、鮭の中骨!・・・魚コーナーでトレーにたっぷり入って$8弱と格安なのを発見。・・・こんな代物を売る方も売る方なら、買う方も買う方だ!と自ら苦笑。しかし中骨とは言え、骨の周りに身はしっかりと残っており、“アラスカサーモン”だから、ソテーにすると、脂がのって美味しい。(妻は残りを味噌漬けにしていました)
(生野菜) (鮭の中骨のソテーと卵焼き) (種なしブドウ・・・皮ごと食べられて、甘〜〜い!)
7月19日(火)
朝食は昨日買った食材で・・・ウォータークレス・レタス・アボカド・ミニトマトのサラダ、たっぷりのリコッタチーズとハム・野菜を挟んでのクロワッサンサンド、そしてスタバの豆を挽いた香り高いコーヒー〜〜漸く生活の基礎が確立した感じです。
因みにハワイの「ウォータークレス」(=クレソン)は数少ない“純・ハワイ産”の生鮮野菜で、南国育ちの故か、身の丈35cmほど、茎は直径5ミリ前後と超ジャンボで、太い茎の独特の苦味は嵌るとクセになる風味で、我が家のハワイでのサラダには欠かせない存在です。
ラナイに出て、↓の景色を眺めながらの朝食は此処での生活の醍醐味です。
今日は「ルームクリーニング」の日で、清掃人が入るので、早めに部屋を出てプールサイドへ移動。日陰のデッキチェアーに座ると、私は読書、妻はスマホで家族や友人とライン交換。その後私はプールでエクササイズ。妻はジャグジーでまったり〜〜とのんびりした時間を過ごします。
4時過ぎに部屋を出て、ビーチウオークへ向かいます。毎週火曜日の4:30〜6:00、ブレイン・カマラニ・キアを中心としたライブ・ミュージックとフラがあるんです。以前にも述べましたが、多彩な活動をしているキアさんの歌とギター演奏は素晴らしく、その実力はハワイのミュージシャンの中でもトップクラスと言えましょう。
(今日は、演奏はキアさん一人) (フラガール登場)
(カレオナニ夫人) (長女レイオプアラニ) (次女マヒエヒエレフア)
数年前、控えめな所作だった息子キカウカハナヌイが、立派に成長して、パーカッションをやったり、そして堂々とフラを披露しているのに驚くやら、何だか嬉しいやら。(孫の成長を見ているような・・・)
ハワイの知人、ピーターさんも来ていました。
ライブが終了したので、ワイキキショア前のビーチに出ます。おやっ、ダイヤモンドヘッド近くに虹が出ています!
(ワイキキショア前の突堤)
虹やサンセットを見ながら、ビーチを歩いてヒルトンへ戻ります。
夕日が沈んでいきます・・・ワイキキのハッピーな時間です。
7月20日(水)
今日は、午前午後とシャワーがありましたが、夕方には晴れました。私は日中プールでエクササイズ〜〜ジャグジー〜デッキチェアに寝そべったりと、のんびり過ごします。妻は部屋でリラックス。(此処だと部屋にいてもリラックスできるんです!)夕方部屋を出て、まずビレッジ内のアイスクリームショップ「ラパーズ」へ。アイドルタイムと言ってもいい時間帯ですが、長い行列が出来ていました。
焼きたてのワッフル・コーンに包んでもらうのが此処の名物。美味しいのですが・・・アイスクリーム1個(2スクープ)で、約$10=1,450円と相成ります!
その後は、妻の希望で、マジックアイランドへ散歩。此処のベンチに座って、イリカイ・ヨットハーバーや、ダイヤモンドヘッドを眺めるのが二人のお気に入りです。
7月21日(木)
今日もプールサイドでのんびり。午後友人のTさんが訪ねてくれて、ティータイム。なにしろ3年ぶりですから、話が弾んであっという間に7時過ぎになっていました。
(夕食は鮭中骨の味噌漬け・卵焼き・冷ややっこ)
7月22日(金)
早くも今日がヒルトンの実質最後となりました。今日は昨日までと一転して忙しい!・・・朝から引っ越し準備を開始。10時前に出てサムズクラブ〜ドンキホーテと回って夕方の食材を購入。12時過ぎに戻り、簡単な昼食を摂ると、引き続き荷物整理。2:40頃に出て、次の住居のコンドへ向かいます。
移動は明日なのですが、明日ヒルトンのチェック・アウトが10時、そしてコンドのチェック・インが15時・・・じゃあその間、大荷物抱えてどうすんの?・・・ということで、今日のチェック・インにしておきました。そしてこれが(不幸なことに!)結果大正解となるとは・・・
コンドの入口に来ると、いきなり緊急事態発生!・・・ここは「セルフチェック・イン方式」ということで、LeaLeaバケーションレンタルから事前に送られたメールによると・・・門に吊るしてある「マイランドハワイ=M社」というキーボックスのダイヤルを○○〇〇に合わせると、ボックスが開いて、部屋のキーが取り出せます」・・・ということであるが、門の横にぶら下げてある30個ほどもあるキーボックスをいくら探してもM社の名前のボックスが見つからない!
これじゃあどうしようもないので、ロイヤルハワイアンセンターにあるHISオフィスへ出向き、フロントで責任者を呼び出して一緒に現場に戻る(この間、妻は隣のアイランドコロニーのロビーで待機)。状況を示すと、責任者も不具合を納得。管理会社に電話するが不在。万事休すか!・・・彼女が「試しに」と最初のボックスのダイヤル●●●●を合わせると、なんと、ボックスが開いた!
ホッとはしたものの、汗もかいたし、約1時間のロス。部屋の様子を慌ただしくチェックすると、再びヒルトンに戻る。・・・6時に旅仲間のT夫妻が「一緒に花火を見よう!」とやってくるのだ。妻はテキパキとアヒポケやら”飲み会“の準備。
〜〜で。無事ご夫妻を迎えることが出来て、久しぶりの再会に話も酒も弾みます。
7:45過ぎに部屋を出てラグーン横に向かいます。(残念ながらカリアタワーの部屋からは花火が見えないノダ)・・・まじかに迫力ある花火を楽しむことが出来ました。(ついつい見惚れて、いい写真が撮れませんでした・・・残念!)
5分間の花火終了後は、再び部屋に戻って2次会。忙しくも楽しい一日でした。
7月23日(土)
さぁ、ヒルトンから2か月滞在するコンドへの移動です。
(お世話になったカリアタワーの出口)
昨日チェック・インしているので余裕ですが、尤もこのコンドはあまり有名じゃないようなので、ドアマンに「ドライバーに場所を知っているか、確認してね」とお願いして、ドライバーが知っていることを確かめてからタクシーに乗り込みました。
これまで滞在したコンドは「スチューディオ」でしたが、今回初めての「ワンベッドルーム」・・・確かに広いです!設備も充実しています。トイレにウオシュレットがあるのも嬉しいですね。
(リビング) (窓側から見たリビングと入口) (ベッドルーム)
(ダイニングテーブル) (大型TV) (ベッドルーム脇のテーブル)
(キッチンコーナー) (便利なオーブントースターとレンジ) (洗濯機&乾燥機)
荷物収納後、ドンキホーテやABCストアを回って、食料やミネラルウオーターを確保すると、いよいよ、ロングステイのスタートです。
(最初の晩餐!)
7月24日(日)
朝食を済ませると、11時にT家と待ち合わせて、サムズクラブへ向かい、追加の食料を購入。なにしろ歴史的な円安で、外食するとどんどんドル紙幣が飛んでいきますから、今回は極力“ウチメシ”ということで、様々な食料の確保が必須なんです。そうした状況において、サムズクラブの存在は誠に有難い限りです。
(朝食)
午後、エントランス沿いの“生垣”の内側にあるプールへ行ってみます。楕円形で、長さ10m、幅5mほどか?。水の管理(循環)がいいのか、澄み切っています。それで中に入ると、午後でも水は冷たいくらい。このコンドは約140室と、ワイキキでは小さいほうで、住民の比率が高い(=観光客レンタルが少ない)せいか、プールで泳ぐ人は殆どいません。(ハワイの住民は・・・子供を除いて・・・あまり水泳をしないようですね!)それでこの後も、滞在中殆ど私一人の“独占状態”で、プールで泳いだり、歩いたりするのが習慣の私にとっては“最高の贅沢”となりました。
(内側から見たエントランス)
6時前に出て、アウトリガーホテルへ行ってみます。目的はカニカピラグリルの(ミニ)ステージで毎晩開催されるハワイアンのライブ。このホテルはコロナ中に大改造を行ったようで、1階ロビーがとてもきれいになっており、しかもロビーラウンジでライブが聴けるようになっています。ハワイのホテルはオープンで、自由に出入りできるので、今回(に限ったことではないが!)一流ミュージシャンのライブを大いに楽しませてもらいました。
日曜日はネイサン・アヴェアウが出演ということでしたが、今日は別の3人組。まあまあの実力なので、ロビーのイスで、1時間程楽しませてもらいました。
ロビーを抜けて奥へ行くと、ビーチに出ます。夕闇のダイヤモンドヘッドやサンセットを眺めることが出来ました。
夕食は、黒豚のしゃぶしゃぶ風。“副菜”は豆腐、マッシュルーム、レタスと、“なんちゃって・しゃぶしゃぶ”ですが、ドンキーで買った豚バラは結構味が良く、持参のごまだれやポン酢で食べると、美味しい。「すだち酎ハイ」がすすみます。
7月25日(月)
朝は妻に同伴して、HOKU(=スマホショップ)で(妻の)スマホのSIMカードを購入。2か月2GBで$40+TAXと安い!
帰室すると、今日も”独占“のプールでエクササイズ。昼食後は疲れが出て、昼寝〜〜〜
夕方はT夫妻からご招待。T家は隣のアイロンドコロニーの、なんと43階の部屋に滞在中。今回アイランドコロイニーはセキュリティチェックが厳重で、部外者はパスポートを提示しないと入れません。
(43階のラナイからの眺めは圧巻!)
(夕暮れ時、ダイヤモンドヘッドが赤く染まります)
肉を焼くのは男の仕事!と言う訳で、Tさんと私は(昨日サムズクラブで買った)分厚いステーキ肉を6階のグリルで焼いて部屋に戻ります。夫人の手料理が美味しい。程よく焼けたステーキもグッド!鉄夫さんが調理したミネストローネが絶品。夫人の京都のタケノコご飯がこれまた美味しい!〜〜ビールよし、カアリフォルニアワインよし、料理は最高、そして4人のおしゃべりがとにかく楽しい。
いつの間にか、夜の帷が降りていました・・・
(ラナイからの夜景)
Tご夫妻、ご馳走様でした。
7月26日(火)
11時過ぎに出て、今日はワイキキを散歩。
(インターナショナルマーケットプレイス1階のインスタ映えスポット)
(2階のロッキングチェアー) (シンボルのバニヤンツリー)
(カラカウア通りの歩道と、デューク・カハナモク像)
(ワイキキビーチ)
(クヒオビーチの突堤)
(クヒオビーチからクイーンズサーフビーチへ)
(クイーンズサーフビーチの突堤で魚に餌やり)
(カピオラニ公園)
夕方は例によってビーチウオークのライブ。今日はブレイン・キアと同僚のカレイ・カハレヴァイも出演。二人は08年に「カマナヴァ」を結成して以来の仲間です。
(キア夫人) (キアさんの日本の教室からやってきた先生)
6時に終了後、アウトリガーH(カニカピラ・グリル)に立ち寄ってみます。今日はKala’e
Camarilloという若手歌手のようです。2020年にナ・ホクを受賞しているとか。澄んだ高音域のボイスに特徴があるが、表現力はこれから〜〜と言った感じ。
(Kala’e Camarillo) (海側テラスに出ると・・・サンセットが近いです)
7月27日(水)
朝食後、ウォルマート〜サムズクラブと回って、食料品や洗濯機用洗剤の買い出し。
夕方は「ワイルデスト・ショー」=動物園コンサートへ、T家と出かけます。今年からは事前のネット予約方式になったようで、Tさんに手配してもらいました。料金も$15に値上げ(手数料や税金を加えると。$17.5になってしまいました!・・・以前は$5だったんですがねぇ・・・)
早くもこの夏最後となるコンサートの出演者は、エイミー・ハナイアリー。現在女性実力ナンバーワンと評される人気歌手の登場とあって、大勢の来客を予想して早めに出かけ、ステージ近くの芝生に陣取りました。動物園コンサートをずっとプロデュースしてきたロイ・サクマの姿が無いのは、ちょっと寂しい!(もう彼の手を離れたのでしょうか!)
ライブの始まる前は持ち込んだ食べ物を楽しみます。
(司会) (前座) (おチビちゃんのフラ)
5時過ぎから前座の演奏(彼は後で、エイミーのギター伴奏)などがあり、その間休憩しているエイミーの所へ行って、「東京から、ナンバーワンのあなたの歌が聞きたくて来ました!」とツー・ショットをお願いすると、気持ちよく応じてくれました。ハワイのミュージシャンは大物でも気さくに応じてくれるところがいいですね。
6〜7時が彼女のステージ。歌は素晴らしいが、しゃべりはやはりメルヴィン・リードのほうが上手いかなぁ!
大満足のステージが終わって帰ってくると、(もう食事はコンサート会場で済ませているので)私はアウトリガーホテルへ出掛けます。ライブのハシゴです!(妻は呆れ顔)・・・今夜の出演はEi
Nei・・・普段はトリオのようですが、今日は何故かデュオでした。
7月28日(木)
リッツカールトンホテルの1階に店を構えるディーン&デルーカへ。アメリカの本家は2020年につぶれてしまいましたが、日本は本社の経営破綻前に分離独立して盛業中。ハワイはその日本の系列下かと思ったら、又別で、なんでも静岡の寿司屋の息子が経営しているのだとか。(事情通に聞いた話) なかなかの遣り手のようで、此処とロイヤルハワイアンホテル内に出店。ハワイ限定で売り出した「トートバッグ」は、コロナ前だと朝のうちに売り切れたらしいですが、今は沢山あります。(デニム生地ですが、$75もします・・・現在の為替なら軽く1万円を超えますね)
ケーキを3種類お買い上げ。どれも基本はチーズケーキで、@$7.5。チーズケーキファクトリーは“アメリカンケーキ”ですが、此処のは“日本的な”=繊細な風味で、美味しかったです。
(人気のトートバッグ)
(ケーキやマカロン) (惣菜もあります) (ケーキをお買い上げ)
2時過ぎにハワイの知人・Mさんが来訪。話が弾んで6時過ぎまでおしゃべりしていました。夜は、鮭中骨の味噌漬け、生ハム、卵焼き、ポテサラ、セロリ&サルサソース、そしてすだちチューハイ。
7月29日(金)
6時20分頃、早起きした妻は東の空の雲間から昇る朝日をパチリ。
早起きしたのは・・・夫婦して大のお気に入りの「オリジナルパンケーキハウス」で朝食をという魂胆。9時半頃に店舗に到着しましたが、店内は殆ど埋まっており、店の前には「コアロハ・ウクレレ」のTシャツを着た若者が大勢並んでいます。これは大変!と思ったら、若者たちは全員揃うのを待っているみたいで、先に入店できてラッキー!
名物のダッチベイビー($14)と野菜いっぱいオムレツ+チェダーチーズ($14.75+1,5?)・・・オムレツにはパンケーキが3枚セットになっており、さすがにパンケーキは食べられないので、ツーゴーします。
(20分待って登場したダッチベイビー) (ジャンボなオムレツを割ると・・・野菜がゴロゴロ!)
食事の後は、毎回訪れている「フォスター植物園」へ。夫婦の大のお気に入りのスポットです。客は少なくのんびりと気ままに見て回ります。
(世界一高いという大王ヤシ) (ジンジャーが花盛り)
(巨木=カポック・・・この木は1850年に植えられたそうです)
3年前に植えられた「ココ・デ・メール」がスクスクと育っていました。セーシェル諸島の中でもブラテン島と隣のキュリーズ島にのみ自生する“伝説の椰子”です、種子は椰子の中では世界最大で、50ポンド(=23kg)に達するものもあるという。大航海時代、海を漂っているこの種子を見つけた船乗りは、何処の島でも見たことが無い(=当時まだ生息地が発見されていなかった)不思議な形の種子を見て、海の底で生まれたと思い、ココ・デ・メール=海の椰子という名前が付いたらしいです。
(3年前=2019・9・1) ⇒ (3年後)
夫婦がお気に入りのキャノンボール・ツリーは2本あります。片方は沢山の実をつけていました。“キャノンボール”が鈴なりです! もう1本の“ひげもじゃ”は、全米で最大のキャノンボール・ツリーだそうです。地面には花びらがいっぱい落ちていました。
バオバブの木は何度見てもそのデカさに感心します。温室に入ると、3年前大きな花を咲かせて話題になった「オオコンニャク」は立派な木(?)に成長していました。
⇒
(バオバブ) (3年前のオオコンヤクの花)
のんびりと見て回って、2時近くまで滞在。木陰のベンチに座って、オリジナルパンケーキハウスでツーゴーしたパンケーキでランチにします。
帰り道、バスを途中下車してカメハメハ大王にご挨拶。
(イオラニ宮殿)
7月30日(土)
JALもHISもJTBも未だトロリーバスを復活していませんが、なんとANAが7月からトロリーバスを走らせました。ワイキキ(ガレリアビル横)⇔アラモアナ間を毎日、そして土曜日の午前はワイキキ⇔カカアコ・ファーマーズマーケット間をノンストップで運行します。ANAマイレージ会員で、ANAフライト利用者がスマホ登録をすると、 1か月間利用が可能(我が家的には帰国便迄の2か月間利用させて欲しいところですが・・・)
〜〜ということで、ANAバスを利用してカカアコの朝市へ。8:45発便は我が家2人のみ=専用バスです。真新しいバス、オープンウインドーで風を切ってノンストップで走って・・・気持ちがいいですね。
(ホヌのデザインのANAバス)
ワイキキから15分で到着。アラモアナブールヴァード(大通り)を挟んで2か所あり、多くの店が出ています。これならKCCへ行かなくても大丈夫。現在食料はあるので、今日はほぼ見物。大勢の人が来ていますが、特に行列の人気店はなさそう。一番長い行列が出来ていたワゴン店舗は緑色(野菜?)のスムージー店。
(↓のパン屋は美味しそうなのが並べてあったので、次の機会に買ってみたが、マズかった!)
(第1会場) (入口傍のパン屋) (第2会場)
(野菜類) (行列のできるスムージー店) (ちゃんとしたイート・スペースもあります!)
コナアワビの店もあります。KCCだと長蛇の列が出来ていました(3年前までの話)が、此処は立ち止まる客は誰もいません。「活きアワビはある?」と尋ねたら、
「ベビーアワビならあるよ!」ということで、後方の発泡スチロールの冷蔵ケースから取り出してくれました。1バッグ=$15。(帰ってきてバッグを開けたら、なんと39個もありました!・・・小なりといえども鮑は鮑、超インフレのハワイに於いて、今回最高の“お値打ち品”です。
(コナアワビの店) (これで15ドル!)
妻はパクチーと赤いパプリカ(共に$2)、そして蘭の鉢($12)をお買い上げ。蘭の花は、その後帰国までの2か月弱咲き続けて、部屋を飾ってくれました。
10時発の最終バスで帰還。帰りはもう一組で計4人でした。
帰ってきて昼食は「きしめんの卵とじ・・・パクチー添え」 休憩後2:30にプールへ。今日はタイミングよく独占でご機嫌です。
早めの夕食のメインはもちろんアワビ。酒を振りかけてグリルすると、とにかく美味しい。「キヌア」に鳥居夫人からおすそ分けの手造り「大根キムチ」・・・夫婦でだらだらと美味しいつまみを食べながらビール&ワインを飲むのも又オツなもんです。
(お昼はサムズクラブで買った“きしめん”) (夜は、大き目のを選んで酒を振ってグリル)
夕食後、アウトリガーへ出掛けてみます。土曜日は「ホ・オケナ」のハズなんですが、ちょっと様子が違う・・・カムエラ・キモケオとジュリー・サントスのようです。これはこれで贅沢な出演者です。
帰りがけ、カラカウア通りのワイキキビジネスプラザ前で、新しいパフォーマーを発見。ちょっと変わった形のエレキギターを弾いていますが、抜群のリズム感と切れ味、演奏テクニック。まだ少年のようですが素晴らしい才能だと思いました。(「VENMO」というのは一般的にはアメリカのモバイル決済システムのことですが、彼の名前でしょうか?)
ストリート・パフォーマー育ちの人気ミュージシャンは少なくありませんが(例えば、タイマネ・ガードナーやポール・フーガ等)、数年後、この少年が人気ミュージシャンになっている・・・私的にはそんな予感がしたのでした。
7月31日(日)
部屋のTVの81チャンネルではエンジェルスの中継をよくやっています。今朝はVSテキサス・レンジャーズで、大谷が最初の打席で華麗なる3塁打。快足を飛ばして、3塁に滑り込んで、スックと立ったそのカッコよさったら!・・・2安打‣2四球の活躍でしたが、試合は残念ながら2−5の負け。
11時半ころに部屋を出て、T夫人と3人で、「ホテル・ホッピング」・・・ビーチウオークを抜けて、アウトリガー〜ハレクラニ〜シェラトン〜ロイヤルハワイアンと、各ホテルの中の様子を楽しみながら散策すると、3時過ぎになっていました。約7000歩。これだけ動いても汗ひとつかかず、ずっと爽やかな感じなのはワイキキならでは!です。
(ビーチウオークの広場には、ハワイの妖精=メネフネの人形がありました)
(アウトリガーHロビーの揺れる椅子) (アウトリガーHのビーチ側)
(ハレクラニのロビー・・・やっぱり落ち着いていて、いい雰囲気ですね!)
(ハレクラニのプールサイド)
(シェラトン・ロビーのサンドアート・・・現在はスヌーピーです)
(シェラトンのプール) (この眺めがいいんですよね!)
(ロイヤルハワイアンHの正面とメインロビー)
(ゴージャスなロビーを抜けて・・・)
(・・・ビーチに出ました!)
(この回廊が素晴らしい!)
(中庭側のロビーもいい雰囲気です) (大きな絵も架かっています)
帰ってきてベッドメーキング、水の買い出しを済ますともう4時半。早めの夕食です。煮アワビ、ピンチョス(サルサソース、リコッタチーズ、生ハム)、キヌア。ビールと白ワイン。ご飯は大根キムチ。デザートはフルーツ盛り合わせ(パパイヤ・バナナ・ブルーベリー)
カニカピラグリル(=アウトリガーH)のライブは今日も公表(では、ネイサン・アヴェアウ)と違った3人組。(誰でしょうか?)
7月が終わりました。
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