(61)2022年ハワイ旅行記
(2022・7・16〜9・20)
C 9月編
9月1日(木)
今日はもう一度ノースショアへ・・・ということで7時過ぎに起きたところ、東の空に虹が架かっていました。日中よく“シャワー”があるハワイでは、虹も頻繁に現れるのですが、今年は7〜8月と晴天続きで、あまり虹を見ることが出来ませんでした。9月に入って少し気象にも変化が現れているのかもしれません。
急ぎ身支度を整えて、前回と同じくアラモアナ9:20発の52番で出発。途中ミリラニを過ぎてしばらく走ったところで何故か大渋滞。でも程なく可解消して11時過ぎにはハレイワに到着。ハレイワに来たらやはり「クアアイナ」ということで、店に入ると、本日一番の客でした。アボカドバーガー($12,5)2個とコークのラージ($2.5)。合計は何故か?$30.89(=少しだが計算が合わない!) 体が冷え切っているので、冷房の効いた室内は敬遠して、外のテーブルでいただきます・・・やっぱり美味しい!「パテ」というより、むしろステーキに近いこの牛肉の旨さはなんといっても一番です。
食事の後は、少しノースショア・マーケットプレイス方面へ散策。ハイビスカスの花が満開で綺麗です。
(貝がらを売る店) (マンゴーの最盛期は5〜6月ですが、このマンゴーの木は実が鈴なりです・・・落ちてないかなぁ?)
(ノースショア・マーケットプレイス)
妻が “やっぱりカメを見たい!“ということで、60番バスに乗って、ラニアケアビーチへ。
天気は良かったのですが、今日はカメが上陸していません。でも、浅瀬で泳いでいるのを1頭、波打ち際の岩場で海藻を食べているのを3頭見ることが出来ました。
(周りにこんなに人がいたんじゃあ、カメも上がるに上がれない!)
(磯場の波に揺られながら海草を食べるカメ)
60番バスで、再びノースショア・マーケットプレイスに戻って、トイレ休憩。程なくやってきた52番に乗ると、ハレイワビーチパークで停車中のバスに乗り換えろとの指示。 此処で20分待って3:05に出発し、朝来たコースを戻ります。イオラニ宮殿前でちょうど後ろに来た20番に乗り換えて、帰ってくると5時になっていました。
夕食は、(カメを見て満足した)妻が手早く調理して・・・ベーコン・アスパラ・タマネギのパスタ、サルサ・カナッペ、ブリーチーズ、ピクルス。
9月2日(金)
目覚めると、珍しく雲が広がって、シャワーがありましたが、ほんの短時間で終わり、又青空が広がりました。 今日は忙しい日になりそうです!
朝はセーフウエイへ。円安が進行しているので、これからは極力カード払いを止めて、手持ちのドルキャッシュ払いにします。
帰ってくると10:30.妻は膝が少し痛いと午後まで大事をとることに。
私は11時前に出てイオラニ宮殿へ・・・この前感動したので、再びのロイヤルハワイアンバンドです。早めに到着して、正面の最前列に椅子を置きます。今日はリリウオカラニ女王の誕生日とあって、演奏曲目には 彼女の作った曲が多かった。今日も素晴らしい演奏・歌・フラに酔いしれました。
(ホラ貝と、カナニさんのチャント=詠唱=でスタート)
(マリア・カアイさん) (カライ・スターン) (オーボエはエリン・ブライテンバッハ※)
(※)ブライテンバッハさんは私の知る限り、昔からいつも中央一番前で演奏しており、“首席奏者”といった感じですね。
(カナニ・オリヴェイラさんの優雅にして、華麗なるフラ)
コンサートが終わると、すぐ向かいのバス停から13番に乗って、アラモアナの楽天ラウンジへ。1:30到着。20分マッサージをして、退出。2時半にコンドへ戻り、アサイボウルとチーズケーキの昼食をとると、3:10に出て、妻と一緒にセントアンドリュース大聖堂へ。・・・2日前の水曜日に妻の友人MMさん(=ハワイ在住日本人女性)から「リリウオカラニ誕生日記念のイベントがあるから行ってみない?」と案内を貰い、昨日早速ネットで参加登録をしました。そのイベントの集合場所が大聖堂という訳なんです。
もうだいぶ昔のことになりますが、やはり女王の誕生日の記念式典が大聖堂の中で行われたことを思い出して、「大聖堂は開いているかも?」と期待して行ってみましたが、やっぱりクローズ。脇の庭に集団がいて、何やら儀式のようなことをやっています。集まった人は40人ほど。ネットで大きく告知しているから、例えば市などの公的な支援を得た盛大なものかと思っていたら、些か(否、大いに)拍子抜け。
(こちらが関係者・・・王家の子孫か?)
でも乗りかかった船、いったい、どういう行事になるか?、最後まで付き合ってみることにしましょう。・・・4時半に「関係者」を先頭にゾロゾロと歩いてワシントンプレイスに移動します。
ワシントンプレイスは普段はクローズですが(コロナ前は予約制で見物可能だったらしい)、今日は管理人がにこやかに門を開いてくれて一同屋敷内へ。室内へは関係者数名が入って、一般参加者は玄関前で待機です。でも敷地内に入れただけでもラッキーか?
ワシントンプレイスは元々1847年、裕福なアメリカ人貿易商のジョン・ドミニス船長によって建てられました。当時はハワイ王国3代目のカメハメハ3世の治世下。王国の首都がマウイ島ラハイナからホノルルに移される3年前のことです。リリウオカラニ王女は24歳のとき船長の一人息ジョン・ドミニス2世と結婚してワシントンプレイスの住人となりました。
兄カラカウア王急逝のあとを継いで王国8代目の君主に就任した1891年後も、イオラニ宮殿で始終暮らしたわけではなく、基本的にはワシントンプレイスで暮らしていたそうです。(夫のドミニス2世は女王就任の僅か7か月後に逝去・・・彼が生きていたら、王国の治世について適切なアドバイスができたでしょうに!)そして1893年の王朝転覆後、今度はイオラニ宮殿から追い出される形で、ワシントンプレイスで暮らすことになったのでした。王宮を眺めながら、実質幽閉の身となって此処で暮らす女王の気持ちは如何ばかりであったか?・・・尤も彼女は此処を深く愛していたというから、少しは救われる気持ちになりますね。
此処は女王の死の4年後、甥のクヒオ王子の手を経て売却され、1922〜2002の間州知事公邸として使用され、その後この歴史的価値の高い建物を博物館として保存することになって現在に至っているということです。
次に州庁舎裏に移動して、そこにある女王の銅像に祈りの詠唱とレイを捧げます。
(州庁舎奥にある女王の銅像)
(レイと花に包まれた女王) (案内をくれたMMさん=中=と)
詠唱が終わると、次にフラ・カヒコ。女王に捧げる踊りですね。
その後、敷地内隅の霊廟(?)にやはりレイと祈りをささげて行事が終了しました。宮殿敷地内にこんな霊廟があったんですね!・・・王朝時代は王族の墓が並んでいたそうですが、現在、墓は他の場所(=ダウンタウンの山側)に移設されているそうです。
〜〜いや、なかなか立派なイベントというか、セレモニーでありまして、参加できてよかったです。でも本当なら(=ハワイと人民を愛した女王に敬意を表し、その王国を簒奪した過去に深甚の反省と謝罪の念を持つならば(※)、州(あるいは市)政府が支援して、もっと盛大なセレモニーを行ってもいいのではないか!と思いました。
(※)女王廃位から100年目の1993年に米国議会はハワイ併合が違法であったことを認める両院合同決議を行い、正式にハワイの人々に謝罪しました。クリントン大統領は1993年11月に決議に署名しています
最後はカワイハイオ教会でコンサート。歌手もコーラス隊も見事な歌唱です。ハワイアンミュージックも教会で歌うと讃美歌風になります。最後に女王を讃える映像が映し出され、感動のフィナーレ。外に出ると、カップケーキのサービスがありました。
何事も体験。有意義なリリウオカラニ女王の誕生を祝うセレモニー&イベントでした。
9月3日(土)
珍しく、朝から雲の多い天気。
カカアコの朝市へ出掛け、ベビーアワビ、パプリカ($2.5)、小ネギ($2)、マンゴー(2個で$8.5)などを購入して帰宅。部屋に戻ると、外は急に大粒の雨が!・・・5分くらいで止みましたが、ちょっと遅れるとズブ濡れになるところでした。
その後再び買い出しへ・・・ドンキー〜楽天ラウンジのマッサージ〜サムズクラブと回って、帰還。妻はお絵描きに専念のようです。
(3時のおやつはセーフウェイの$5チーズケーキ・・・真面目なチーズケーキでグッド!)
夜は、アワビのバター&白ワイン・ソテー(
=今夏は、このベビーアワビを堪能しました!)ピクルス、焼きとうもろこし、ブリーチーズ。サルサ&カナッペ、マッシュルームのソテー、生野菜、鮭ほぐしと焼きのりでご飯。
9月4日(日)
今日は「レイバーデイのバーゲン」ということで、ワイケレ・アウトレットへ。10時過ぎのEバスで1時間。ヒアポで乗り換え・・・ところが433バスとの接続が悪く、40分待ちです。ワイケレまで徒歩約20分ということで、他の人はみんな歩いて向かいましたが、ひざの調子が悪い妻は「バスを待ちます!」
毎年恒例のバ−ゲンセールですが、昔ほど人がいない。例によって私は中央のフードコートのテント下で“籠城”(読書)することにして。2時間後に待ち合わせの約束。1時40分過ぎに、スケッチャーズで買い物を済ませた妻が現れる。
さて昼食ですが、フードコートも半分は休業。妻はタイ料理店で「タイ風シュリンプヤキソバ」を注文。結構量があって、これを二人でシェアして昼食。さぁ、午後の挑戦!再び2時間の買い物時間。
私は引き続き読書。予定より早く3時26分に妻が帰還。スマホでバスの時間を見ると、433バスは3:38に到着。大慌てでトイレに寄ってバス停へ、3:50過ぎにヒアポの乗り換え場所に着くが、帰りのEバスの時間を調べると、4:38!なんとまぁ、接続連絡の悪いことよ!・・・文句を言ってもバスは来ない。日陰で本を読んで時を過ごす。なんだかんだで帰ってくると5時半になっていました。
夕食は、プライムビーフのステーキ、「なるべくレアでね!」という妻のリクエストで、最初5分、返して4分・・・で、妻納得の“ミディアム・レア・レア”に焼き上がり。付け合わせはコーン、アスパラ、マッシュルーム、ガーリック。
9月5日(月)
今日は部屋でのんびり〜〜妻はお絵描きとブログ作成、私はプール。
夕方、カニカピラグリルへ、今日はショーン・ナアウアオ・・・やっぱり素晴らしい!
夕食は、豚シャブです!
9月6日(火)
火曜日はROSS(=ロス・ドレス・フォーレス)のシニアディ(=全品1割引き)・・・ということで、ロスでお買い物。私はスケッチャーの4Eのスニーカー($37.99)、妻はウエアを3点。合計10%($7.30)引きで$68,76でした。
火曜日の夕方はビーチウオーク。今日は妻も一緒です。珍しいことにブレイン・キア夫妻がお休みで、兄貴のアルバート・キアと、カハラヴァイ、そして左の若者は・・・ピーターさんによると、ブレインの甥で、本職はファイヤマン。フラも踊るらしい。アマチュアにしてはギターも歌も達者だが、あらためて(今日はいない)ブレイン・キアのすばらしさを実感。フラも今日は長女と息子の2人。たまにはこんなこともあるんだぁ!
(お姉ちゃん、綺麗です!)
7時半前に帰ってきて、遅めの夕食・・・アワビのバター&白ワイン、ポテサラ、煮卵、ピクルス、サルサ&カナッペ、アスパラ炒め、煮豆、高菜の漬物。今日で持参の焼酎(2ℓ)が終わりました。
9月7日(水)
午前中、プールでエクササイズ。4時半に出て、カピオラニ公園を散歩。特等席(=ダイヤモンドヘッドをゆったりと眺めることが出来る)の”ゴールデンベンチ”でしばし休憩。
9月8日(木)
持参した本が5冊読み終わったので、ブックオフへ。ブックオフは暫く前にドンキホーテからカカアコ近くに移転しています。面積は随分と広くなっています。売却には、日本と違って身分証明書が必要です。おそらくアメリカの法律で、盗品売りを防止する為に、身元証明を必要としているのでしょう。パスポートを出すと、住所=ホテル名と電話番号まで要求されました。結局結局本5冊で$3.75(買取価格としては悪くありません)。
次に本を買おうとすると、日本人が来ていないので、あまり在庫がありません。(昔、ジェフリー・ディーヴァーの初期の傑作「静寂の叫び」という掘り出し物を見つけたことがあります)・・・結局$1ドルセールの棚からジェフリー・アーチャーの作品で唯一(?)未読だった「遥かなる未踏峰・上下」を$2.06で購入しました。
帰ってきてプールで運動。6時からはカニカピラグリルでカヴィカ・カヒアポ。
9月9日(金)
朝から全天雲に覆われて、雨。やはり9月に入ると、少し天候が変って来るのかな?(10月からは雨期に入って、貿易風が弱まるそうです)
但し、9時過ぎには止んだものの、昼過ぎても薄曇り。風が無く少し蒸し暑い。午後からやっと青空が広がりました。
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≪以下は妻の記述と写真≫
今夕、「知り合いが出演するから行きましょう!」と友達のK子さんに誘われて、カニカピラグリルへ。本日のミュージシャンは通称“くまさん”を中心としたトリオ。顧客と一緒に騒ぐのがモットーだとかで、みんな歌って踊って大はしゃぎです。(写真・中央の男性は80歳を過ぎていますが、元気そのもの。年に2回ハワイに来ているという結構なご身分。いつもピンクのウエアを着ているので、“ピンちゃん”と呼ばれているらしい。
8時近くになったので、海側のテラスに出てヒルトンの花火見物。やはり近くで見ると迫力があります。
花火が終わると、再びグリルに戻って、フィナーレまで楽しみました。
(くまさんのトリオと) (今夜のお仲間と)
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私は、妻が「夜遅く一人で帰るのは危ない」というので、ガードマン役に出向きます。いつもカニカピラに行くのを黙認してもらっていますから、これくらいはやむをえません。少し前に出てサンセットと浜辺で花火を楽しみました。
妻と帰る途中、カラカウア通りで、久しぶりに(私ご推奨の)VENMO(?)の演奏に出会いました。ストリート・ミュージシャンから、是非人気アーティストになってね!
9月10日(土)
午前はイヴェレイのコスコへ。そろそろ土産物の調達もしなければなりません。帰り、リッツカールトンへの角を曲がったところで大渋滞。帰ってくると3時を回っていました。
そのせいで、ほんの少し休んだだけで、お出かけ。今日は9月最大のイベント、「アロハフェスティバル」のオープニング・デイ。4時からロイヤルハワイアンHの中庭でセレモニー。5〜6時にロイヤルグローブでコンサート。座席は先着順ということで、4時過ぎに行くと、もう4割がた埋まっている。何とか確保し、やってきた妻に頼んで、セレモニーを見に行くが、昔と同じのきわめてシンプルな儀式でした。
(4時過ぎ、ロイヤルハワイアンホテルの中庭) (中央はカメハメハ大王か?) (4時半・・・オヤ?大王が先ほどと違っています!)
儀式を終えると、大王一行はロイヤルローブのステージ前広場に移動。着席してショーをご観賞。
ショーは演奏も良かったし、次々と登場するフラもダイナミックで、見応えがありました。(ただ、観賞中の「大王様」が王権の象徴たる王冠を脱いでいたのは、イケマセンなぁ!)
(白のコスチュームでピタリと決めたこのカルテット、なかなか良かったです。それにしても、リーダーの体格、スゴイですね!)
6時を過ぎると、カラカウア通りは、“ブロックパーティ”で、歩行者天国になって、様々な夜店が開き、沢山の人で大賑わいです。
(サトウキビジュースの搾りかす)
9月11日(日)
夕方、久しぶりにマジックアイランドへ散歩に出かけるが、雲が多いので、場所を変えてサンセットを見ようとアウトリガー近くへ。こちらも雲が思ったようには散らばらなかったですが、まずまずきれいなサンセットになって満足。反対側のダイヤモンドヘッドの周りがピンクに染まっていました。夕日見物は何度でもいいですね!
(マジックアイランド)
(アウトリガーホテル近く)
夜は、ホタテの缶詰を開けて、タマネギ、ガーリック、アスパラ、マッシュルーム、パプリカと具沢山のスパゲティ。それにポテサラとブリーチーズ。
9月12日(月)
昼前に出て、アラモアナセンターへ。先ずは楽天ラウンジでマッサージ(毎度お世話になります!)。で、目的はオリ−ブガーデンでのランチです。数年前オープンした当時は、本土の人気店がやってきた!と、連日長蛇の列が出来ていたそうですが、今は静かです。
ランチメニューを見ると、「スープ、サラダ、パン」で$10.99,パスタが$12.99と$13.99とあったので、いろんなブログに出ていたランチセット(=パスタとパン・スープ又はサラダ)は無くなって、実質値上げになったのか?と思い、パスタの中からナス&チーズ($12.99)とシュリンプスカンピー($13.99)を注文。
先ず温めた細長いパン(オリーブオイルを軽く塗って、塩を少し振りかけてある)が出てきて、しばらくすると、大きな皿(というか鉢!)に盛ったサラダがで〜んと置かれました。やはりセットになっているようで、これなら一つはスープをリクエストするんだった!
サラダをつまんでいると、さらにしばらくしてパスタが登場。上から細切りしたチーズを振りかけてくれる。パスタはこしが無くゆるゆる。風味はイタリアンではなく、アメリカン。(此処の料理を美味しいという人の味覚を疑います!)値段的には超お得なランチだが、もう一度来たいとは思わない。・・・まぁ、何事も経験です。
( ナス&チーズ) (シュリンプスカンピー)
夕方は、カニカピラグリルで6〜7時、ショーン・ナアウアオ。やっぱり上手いが、今日は選曲がいまいちか!
9月13日(火)
朝から雲が多い。山はシャワーか!・・・暫く様子を見て、雨は無さそうなので、11時半過ぎに13番バスでハワイ大学へ。此処も毎回訪れています。広いキャンパスを、ぐるっと散策。いろんな花が咲いています。
ソーセージツリーも鈴なりです!
東西センターでは何やら国際会議が開催中で、周囲は立ち入り禁止。茶室も茶会がひらかれているようで、周りをブロックされている・・・今日はアンラッキー!
(これより先は、本日立ち入り禁止!)
(日本庭園も上から眺めるだけ。茶室は茶会をやっているようです)
(タイ王室から贈られた建物)
1時過ぎに「BALE」でランチ。ターキーハムと野菜のパニーニ・サンドイッチ($8)を二人でシェア。更にバーで、生ビール「ブリュームーン」(2個で$10.50)を購入して屋外のテラスでいただきます。此処のパニーニはシンプルだけれど本当に美味しい!
(キャンパス構内にバーがあります!)
さらにキャンパス内をホロホロ。
(コリア研究センターとその内部)
(この並木道、いいですね!)
(琉球大学から贈られた“阿吽像”)
(学生会館の大壁画)
帰ってくると3時半。少し休憩して、“最後”のビーチウオーク・ライブへ。今年も2か月に渡って楽しませてもらいました。ブレイン・キアさん、有難うございます。
帰りがけロイヤルグローブへ立ち寄って、カヴィカ・トラスク・トリオとフラもちょっと拝見。
(トラスクさんのウクレレの弾き方はちょっと個性的!)
9月14日(水)
今夜は早めに夕食を済ますと、夫婦でロイヤルグローブホテルのライブへ!
(レッツ、フラ!) (ピンちゃんと奥さんとピーター) (変なおじさん)
(キャロラインに阿波踊りをコーチ) (バンマスのレナさんと)
(MMさん夫妻と・・・旦那はすごく人柄がいい!)
(全員集合!・・・楽しい一夜となりました)
9月15日(木)
今夜はテコさんと今密かに人気だという割烹の「章=あきら」へ。キングストリートの一寸分かりにくい場所にあるということで、4時半にテコさんがカポレイから迎えに来てくれました。
(ビルの1階にあります。店内はそれほど広くない。”居酒屋”の雰囲気です)
ハッピーアワーはアルコールがお得、生ビール($3.5×2)、福島の純米酒「奈良萬」300ml($12×2)、つまみは卵焼き($4)と、和牛のたたき($12)
食事は$55のテイスティング懐石コース。本格的な和懐石で、次々と料理が出てきます。どれも美味しい!
(前菜=卵豆腐・うざく・茄子のみぞれかけ)
(お造り:かんぱち、大トロマグロの炙り&鯛、しめさば) (カニの茶わん蒸し) (ギンダラの西京焼き)
(白身魚の揚げ・揚げ餅・青菜のくず餡かけ) (海老と白身魚のあられ揚げ) (寿司4巻=本鮪・ヒラメ・海老・のどくろ)
(味噌汁) (ラズベリーのシャーベット)
よく吟味した和の食材を使って、これだけの料理を$55で提供するというは、今のワイキキでは奇蹟的と言えるでしょう。オーナー・シェフの河合大毅氏は1977年兵庫県生まれ。ニューオータニ、オータニ・カイマナビーチ、ワイキキの寿司「心」を経て、2018年に独立しこの店を開いた。因みに「章=あきら」は父親の名前とか。
話が弾んで気が付くと7時を過ぎていました。
9月16日(金)
妻が「カハラモールに行きたい!」というのでお伴です。妻の買い物の間、私はロビーのテーブルで読書。それにしても館内は冷房が強くて、寒いったらありゃしない!
ホールフーズへ行くと、まだ9月半ばだというのに(ハロウイン用の)カボチャがいっぱい並んでいました。それにしてもいろんな種類があるもんですね!
今日は4時半からビーチウオークで、アロハフェスティバルのイベント=アロハウイークがあります。今日もキアさんは大忙し。一人で頑張っていました。・・・時間になっても“大王様一行”が現れないので、唄と夫人のフラで時間つなぎ。
漸く大王一行が登場しました。最後尾で“旗印”(?)を持っているのは、なんと兄さんのアルバートとカハラヴァイです。
王に捧げるフラがスタート。すると、キアさんはギターを置くと、太鼓を叩いて、チャントを詠唱。キアさんのチャントは初めて聞きました。クムフラですから当然と言えば当然ですね。
キアさんのトリオの演奏でフラが次々と・・・。
アウトリガーホテル・グループやらヒルトン・ホクラニ等この界隈の業者が次々と大王様に貢物を捧げます。
夜は、最後のヒルトンの花火です。(今週は、なんでも”最後”です!)
9月17日(土)
午前、サムズクラブへ。ネット情報によると、サムズクラブの年会費は1年経てば“自動更新”されるそうですが、「来年は来ない予定なので、事前解約したい」と受付窓口で申し出。すると、なんと!2か月前に払った年会費を返却してくれました。これは予想外のことでした。(尤も、解約の翌年は入会不可で、解約を2回すると、永久に会員になれないとのことです)
午後はTVを点けると「ゴッドファーザーU」を放映しており、セリフは分からなくとも大筋は理解しているので、ついつい見入ってしまいました。アル・パチーノ、いいですね!
今夜は6時からアロハフェスティバルのブロックパーティ=ホウラウレアが開催されます。6:20頃に出てまずビーチウオークへ。Kekoa Correa というトリオが演奏中で、ただ今売り出し中ということですが、あまり上手じゃないので、2曲ほどきいたところで退散。
カラカウア通りの夜店を見ながらブラブラと・・・。
(我が家以外にマスクをしている人は殆どいません)
もうもうたる煙が上がるヤキトリ屋(?)には、長蛇の列が出来ていました。
モアナサーフライダーホテル前のステージに着くと大勢の人が集まっています。ちょうどホ・オケナの演奏がスタートするところでした。初めは後方で」立ち見していましたが、やがて人混みをかき分けて最前列に出ると、持参の折り畳みイスを広げてじっくりと鑑賞! 今夜はルイス・ムーン・カウアカヒ=マケナ(・・・マカハサンズ・オブ・ニイハウのオリジナルメンバーの一人)を加えたカルテットです。クムフラでもあるヴォイドはフラも披露。かなりご年配のカウアカヒは高音域も良く伸びて、素晴らしい歌声を披露してくれました。イズラエルを偲んでか、(ヴォイド独特のアレンジによる)「オーバー・ザ・レインボー/ワンダフル・ワールド」が特に素晴らしかったです。
(ホ・オケナ+ONE) (ボイドはフラも踊ります)
(クリス・カマカ) (マヌ・ヴォイド) (ルイス・ムーン・カウアカヒ) (グレン・スミス)
さて、妻を送り届けると、私は大通りへと引き返します。モアナサーフ前のステージに近づくと、何やら大盛り上がり。ステージにいたのはカペナ。変幻自在のケリーボーイ・デリマは、今日はアップテンポでビートのきいたロック調の音楽を展開。ウクレレのピッキング奏法が絶好調。その音とリズムに合わせて、観客はみんなノリノリです。オヤ、ステージの奥でドラムを叩いている坊やは、なんとケリーボーイのお孫さんではありませんか! まだ小学生のようですが、もういっちょ前の堂々たるドラマーぶりです。さすが音楽一家の血筋はすばらしい!
(ケリーボーイ・デリマ)
(長女リロ) (息子のケリーボーイ・ジュニア) (孫!)
後半は大勢がステージ前に出て、さながらディスコ・パーティ。まさしく”サタディナイト・フィーバー”です!車いすに座っていたおばさんも立ち上がって手を振っています。私も椅子を畳んで、隣の若い女の子と向かい合って腰をひねります。さながら“狂乱の一夜”といった様相を呈してきました。流石ケリーボーイのステージです。
9時半過ぎに終了して、帰り道、ワイキキビジネスプラザ前のステージに来ると、なんとまだ演奏しているのはマカハサンズ。(今のマカハサンズのリーダーのジェローム・ココは、先ほどのカウアカヒと、スキッピーとイズの兄弟=二人は既に故人=、それにサム・グレイの5人で、マカハサンズ・オブ・ニイハウを結成したのです)
(ジェローム・ココ)
このステージを最後まで聞いて帰ると、9:50近くになっていました。・・・いやぁ、最高に盛り上がった“ホウラウレア”でした。
9月18日(日)
いよいよあと(実質)2日となりました。今日は妻が日頃通っている“ジム友達”とのランデブー。彼女=I(アイ)さんは80歳を超えても元気な女性で、娘さんと二人で2日前からヒルトンのアイランダーに滞在中。ランチがしたいというので、ビーチウオークのタオルミーナへご案内。
(昼はテラス席が風が通って心地よい)
選んだランチメニューは・・・
(サービスのフォカッチャ・・・オリーブオイル&バルサミコを付けて) (ミニカップスープとパパイヤのサラ$8.5))
(カニ肉のフィットチーネ$17) (牛挽肉・ラグーソース・ホウレンソウのスパゲティ$18)
「どれも美味しいわ!、それにお値段もリーゾナブル」と、お二人にも喜んでもらいました。その後、HGVCのアイランダーの部屋にお邪魔して、しばし歓談。
私は夕方ビーチウオークへ。今日は5時からアロハウイークのイベントとしてカメハメハスクール生徒のフラと演奏があります。(プロデュースはもちろん、ブレイン・キアさんでした。)・・・カメハメハスクール絡みと言えば、2012年7月に学校創立125周年記念のコンサートがロイヤルハワイアンのステージでありましたが、私にはそれ以来=10年ぶりのイベントです。
当スクールはカメハメハ王家の莫大な遺産を引き継いだパウアヒ王妃の「遺産はハワイ人の子弟の教育に活用してほしい」という遺志を受けて1887年に設立され、ハワイ人の血筋を持つ子孫のみが入学できる私立学校(小・中・高)。尤もハワイ人なら誰でも入学できるという訳ではなく、7〜24%という狭き門らしい。当然ハワイ語教育のほか、伝統文化、フラや音楽などの情操教育も熱心に行われ、音楽界では、ナレオ(女性トリオ)、チャド・タカツギ、最近ではケアウホウ等の卒業生がミュージシャンとして第一線で活躍している。
男子のフラはきびきびとして、躍動的で素晴らしい。「ハワイ人
(大航海を象徴した踊り) (キアさんの息子がセンターでおrどっています)
トリオのバンドが登場。右の二人は、フラのバックでチャントと太鼓をやっていましたが、唄もソフトなボイスでなかなかのもの。左のギターの子はずっとファルセットで通しています。まだ粗削りですが、コツは掴んでいるようで、“未来のマーク・ヤマナカ”になるやもしれません。
↓写真・中の可愛い女の子はただ一人、ソロで踊っていましたが、フレッシュな中にも落ち着いた踊りや所作はもう一人前の女性の雰囲気を漂わせています。学園ではきっと人気のガールなんでしょうね。
〜〜こうして1時間、未来のハワイ音楽&フラをしょって立つ(かも知れない)金の卵のパフォーマンスは素晴らしかったです。
9月7日から、帰国時のPCR検査が無くなったので、帰国直前でもこうしたゆとりの時間が持てるようになって誠に有難い。もっとも入国時には「My
SOS」:を登録しておかないと面倒なことになるということで、妻のスマホは順調に登録できたものの、私のはうまくいかない。妻が悪戦苦闘ののち、(妻が)愛用のタブレットからできそうだということで、夜遅くまで取り組んでくれて、ようやく表示が赤から青になりました(ホッ)。妻に感謝感謝です!
9月19日(月)
実質、最後の人なりました。朝から帰り支度と、部屋の整頓。
3時半過ぎ、一段落したところで、妻が「散歩に行きましょうよ!」・・・で、バスでカピオラニ公園へ行き、公園を散策。ベンチに座って、ダイヤモンドヘッドを眺めながらポップコーンをポリポリ。
(”ゴールデンベンチ”で)
次にカイマナビーチへ行きましたが、今日はモンクシールは居ませんでした。
クイーンズサーフビーチを散策。突堤へ出て、ポップコーンの屑を投げ込むと、サヨリやフムフム、そして大きな魚が寄ってきました。
(小さなサヨリの群れ)
更にビーチサイドを散歩して、2か月間見慣れた景色に名残りを惜しみます。
帰りがけ、ご贔屓の「ミーバベキュー」でカルビプレートを購入。物価高騰のためということで、副菜が4→2種類に減っていました。大昔からずっと変化なかったのに、僅か2か月ちょっとでこの変化!・・・現下の猛烈インフレを、ほんの些細なことであらためて実感しました。
帰ってきで、シャワーを浴びた妻が「最後はアサヒじゃなくて、ハワイの美味しいビールが飲みたいわ!」と、そこでABCストアで「コナ・ビッグウエーブ」を6缶($13.96)・・・爽やかな香りがして美味しいビールです。最後の夕食は、カルビプレートと残り物整理と、このビールで、もう満腹状態。
9月20日(火)
10時、迎えの“ゆかちゃんタクシー”に乗って空港へ。10時半前に着きましたが、ANAの搭乗手続きは11時からです。無事出国手続きを終え、時間は充分。アメックスゴールドカードで「IASSラウンジ」が利用できるというので、その場所を探すがなかなか見つからないので、諦めてフードコートで時間をつぶす羽目に。(ラウンジはコロナで当分閉鎖中とのことでした)
帰国便は結構混んでいました。(8割方の搭乗率?) 我が家は最後尾中央で、3席を二人で利用できたので、その点は良かったのですが、日本を台風が通り過ぎた直後のせいか、機体がこれまでこんなに揺れたのは経験にないというくらい、よく揺れたのには閉口しました。
(出発の朝=06:25) (この飛行機で帰ります)
(帰りの機内食はけっこう美味しかったです)
2日前、妻が頑張って入力してくれたMySOSのおかげで、入国審査もスムーズにパスし、無事帰路に就くことが出来ました。
66日間、体調もまずまずで、天候に恵まれ、(妻は)友人の輪も広がり、私はハワイアン・ミュージックトフラを堪能出来て、いい滞在になりました。
(完)
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