ハワイアン・ウエディングソング
息子の結婚inハワイ
（２０１８・５・２３〜６・３）
まえがき
三男坊が結婚の意思を固め、「結婚式はハワイでしたい！」
･･･しかし、海外挙式の実行には通常大きな壁があり、花嫁側の意向が事実上の「決定権」を持ちます。しかして、花嫁も大賛成ということで、昨年夏から準備が始動しました。
二人は「キリスト教徒じゃないので、和式がいい！」ということで、それなら式場は「布哇出雲大社」と決め、昨夏私たちの滞在中に宮司さんにお会いしてご相談。（因みに、我々は毎夏のワイキキ滞在時には、月初の例祭に参拝して滞在中の無事を祈願しています）
ハワイ出雲大社は宮司（＝ヌシカン）さんがＴＶ番組「もやもやサマーズ」で話題となり、今や日本人観光客がツアーで訪れる人気スポットになっていますが、当の“ヌシカン”さんは（人気に驕ることなく）気さくで穏やかな人格者で、「挙式は、お二人と御両親だけでもＯＫですよ。衣装ですか？、ハワイはムームーとアロハが正装ですから･･･。日程が決まったら、ご連絡ください」とのこと。
式場がＯＫとなると、ここからはもう若い二人のペース。衣装は白無垢に羽織袴･･･こうなると日本から持参はちょっと無理ですが、ワイキキ（マリオットホテル内）には「ロイヤルカエラ」というウエディング専門の会社があり、東京・横浜・大阪にオフィスを所有ということで、サクサクと準備が進んで行きました･･･。
５月２３日（水）
挙式は２６日（リハーサルが２５日）ですが、老夫婦はふた足（？）先に現地入りです。
さて今回の宿はどうしよう？と思案していると･･･妻が「タイムシェア・ハワイ」というサイトを見つけました。此処はタイムシェア「利用権」を仲介するサイトで、さまざま物件が掲載されていますが、一つ心配なのは果たして「真正」の物件なのか？･･･そこで、仲介会社がエスクロー（＝第三者資金管理）として、利用者の払込金を留保し、実際に利用した後で所有者に支払いを行うことになっています。詐欺などが横行するネット上での一つの工夫で、１５％の手数料が必要となりますが、安心代には代えられません。
で、「ウインダム・ワイキキビーチウォーク」で、５/２３〜５/２９の７泊の予約が取れました。１ベッドルーム＝４人宿泊可能で、これなら後から来る“弾丸ツアー”の２人（長男・次男）の滞在にも好都合です。
ところが妻は「ハワイなら２週間はいなくちゃぁ!･･･」と。〜〜結局１０泊で妥協し、残りの３泊は出発１カ月前にヒルトン・タイムシェアの「カリアタワー」を確保･･･これで一安心です。
フライトはいつものAＮA。今回は羽田往復です。今は「ロー・シーズン」の筈ですが、往きも（帰りも）満席で、やはりハワイは通年の人気スポットですな！
ダニエル井上空港到着後、スムーズにイミグレーションを抜けると、これもいつもの「ユカちゃんタクシー」でワイキキ方面へ。空を見ると･･･ん？、ちょっと雲が多いかな！（･･･この懸念が後を曳きます！）
毎夏の滞在中にウインダムの前（＝所謂ビーチウォーク＝正しくはルアーズ通り）はよく通っていて、建物はお馴染みです。
この時期だから直ぐに入室できるかと淡い期待を持っていましたが、フロントは「チェックインは午後４時の予定です」･･･やんぬるかな！〜〜しかしまぁ、いろいろと為すべきことはあるので、荷物を預けると、身軽な出で立ち（そうでもないか！）で直ちに出発！
ところで、「ラハイナ・ヌーン」と言って、正午過ぎ（＝今回は１２時２８分）にワイキキの真上を太陽が通過する日が一年に２回あり、今日がその日だとか。便局前のバス停で待っている時がちょうどそのタイミングで、なるほど影が真下にあります（写真でわかるかなぁ？）
まずは「バスパス」を購入しなくては！ということで、アラモアナセンターのシティ・サテライトへ。
「当月のバスパス販売は２０日まで、それ以降はカリヒセンターへ！」･･･オヨヨ！ということで、已む無くアラモアナセンターからドンキホーテの向こうのバス停まで歩くが、目の前で２番バスが通り過ぎる。道路は渋滞で、なかなか次のバスがやってこない！･･･妻が厳しい眼つき「バスのベテランがなんで事前確認してなかったのよ！･･･」
まぁ、なんとか５月のバス券を取得しての帰り道途中、アアラパーク近くで４２番に乗り換えて「コスコ」へ。名物ホットドッグとピッツァで空腹を満たすと、当面の食料や土産品を購入。クレジットカードが従来のアメックスからＶＩＳＡに切り替わっており、日本発行のＶＩＳＡでもＯＫなので、これは有難い変更です。（因みに日本のコストコはマスターズで、ＶＩＳＡはだめ！･･･何故一緒にしないんだろう？）
〜〜そんなこんなで、ウインダムに帰ると５時近くになっていました。フロント横に日本人デスクがあって部屋利用案内などをしてくれるらしいのですが、もうデスクは無人でした。
さぁ、部屋は９階の端っこ（よく言えば「角部屋」）ですが、室内はどんな具合でしょう？
↑ドアを開けると、左手にフルキッチン･･･食器や調理器具類は揃っています。（食器はそれぞれ６個あるのは有難い）右手扉を開けると、洗濯機＆乾燥機。隣はバスルーム。何とジェットバスで、浴槽は広め。但し古めかしい固定式シャワーで、これは大減点！（ジェットバスなんかいらないから、ハンドシャワーにしてよ！）
↑寝室はキングサイズベッド。（アメリカ人の利用が多いから、ツインベッドは無いのかも？）奥の部屋がリビング。全体の印象としては、コンパクトにまとまっているものの、リゾート感には乏しい。
メインのラナイ（狭い!）の前はエンバシー・スイーツ。角部屋なので、寝室にもラナイがあり、そこからは「ロイヤルハワイアンホテル」の向こうにダイヤモンドヘッドが見えます。
部屋に荷物を運びこむと、次は「ドンキー」へ出かけて生鮮品を調達。（妻は荷ほどき作業）もう日もたっぷりと暮れたので、メインディッシュにと、「ミーＢＢＱ」に寄り、骨付きカルビプレートを購入して帰還。（因みにこのカルビプレートは、ボリューミーで、甘辛の味付けも日本人好みで、人気の「ヤミー」よりずっと美味しい優れモノ）
スモークサーモン（コスコで購入）と、カルビプレートを肴に、赤ワインで乾杯！〜〜いやぁ。毎度のことながら初日は忙しい！。
５月２４日（木）
昨日頑張ったおかげ（？）で、初日の朝食は･･･普段と遜色ない（＝変わり映えしない！）内容をいただきます。
食後、フロントの日本人デスクで宍戸さんの説明を受け、本コンドの使い勝手を理解すると、妻はＷＩＦＩの手続きへ、一方私はチャイナタウンへ･･･アップルバナナ、パパイヤ、マンゴーのハワイ産フルーツ３種を購入。これで食材がほぼ整いました。
妻がＨＯＫＵ（＝ＷＩＦＩショップ）からの帰り道に買ってきたチーズケーキファクトリーの「ホワイトチョコ・マカデミア・カラメル・チーズケーキ」（＝夫婦のお気に入りデス）とコーヒーでお昼を軽く済ませます。因みに此処ウインダムでは、フロント・ロビーで朝から１４時まで、コーヒーの無料サービスがあり、これはグッドです。
その後は、挙式後の夕食会に利用する「モアナサーフライダー・ホテル」の「ビーチテラス」の現場確認へ。
係の女性から、「詳しいことはレセプション担当の日本人女性と打ち合わせを」と名刺を渡される。（彼女は休暇中で不在。結局前日リハーサルの後再度訪れてマネージャーと打ち合わせ完了）
次はエナ・ロードにあるムームーの専門店「C.C.Fashions」へ。じつに沢山のムームーが並んでおり、あれこれ手に取り、試着して〜〜やっと「これに決めたわ！」
今日は新郎新婦が関西空港から到着。二人は「トランプタワー」に６泊（その後は「ハレクラニ」に３泊）。そこで夕方は打ち合わせを兼ねて両方の宿から近い「ヤードハウス」でハッピーアワーを楽しむことにしました。
いやぁ、今夕のビールはいちだんとウマイ！。
食後は、みんなでカラカウア大通りをほろほろ。↓ロイヤルハワイアンセンター・センターコートのライブを見て･･･アウトリガーＨとモアナサーフＨの間の路地を入ったところにある、「バナン」で、今ギャルに人気の新感覚スイーツ＝バナナソフトクリームをペロリ！･･･モアナサーフＨのプールサイドで一休み･･･ビーチに出ると、暮れなずむダイヤモンドヘッド！。
帰りは、折角のチャンスだからと、新婚さんのトランプタワーの室内へ闖入。広めのスチューディオといった感じでしょうか。キッチンやバスルームは大理石を多用したモダンでゴージャスな雰囲気です。浴槽が日本式に深いのに驚きました。
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