第二部・8月上旬編

8月1日(土) 晴れ

  今朝は6時前の起床。早起きしてKCC朝市へ行こうということです。ワイキキ7:20の23番バスに乗るつもりで、バス停で少し前から待っていましたが、漸く来た!と思ったバスは、無情にも「満員通過」。

そんなに沢山の人が行くとは予想外です。これではマズイと、4駅ほど手前の「エッグスン」の前まで戻って待つことにしましたが、次の23番は1時間近く後になります。

(私)「今朝は諦めて次にしようよ」

(妻)「せっかく早起きしたのだから、少し遅くなっても行くわよ」 ・・・妻は意思強固です!

しかし、一向に来ないので、流石に断念しかけたところに24番バスが現れました。24番というのは情報にないのですが、念のためドライバーに聞くと、「OK,早く乗りな! 」との返事。(ホッ!)

〜〜という苦難を乗り越えて(!)、9時過ぎにやっと現地へ到着しました。沢山の人でにぎわっていますが、日本人の姿が目立ちます。世界同時不況とともに、“昔DFS,今KCC”といったところでしょうか。(昨夜フラフェスティバルの後、DFSを覗いて見たら、ガラガラで、客より店員が多いくらいでした)

 そのせいか、2年前より“食べやすい”食べもの屋が増えています。私たちもお腹がすいているので、アチコチで“買い食い”状態になります。

先ずはブルーベリーマフィンコナコーヒー。向いにはなんと「コナ産アワビ」の看板。 「さざえの壺焼」ならぬ「殻付き鮑のグリル」(2個で$5)ということで、早速行列に並びます。小ぶりながら柔らかくて美味しい。ほんもののです。

前菜を終えると、メインは「カルアポーク&野菜のタロイモパン・バーガー」私は、カルアポークは好物ですが、妻も美味しいとかぶりつきます。最後は朝市名物の「ジンジ ャークーラー」・・・で、以上朝市のフルコース。

パパイヤ、マンゴー、トマト、アスパラガスを購入してバス停に向かうと、今度は即座に23番がやってきてスムーズに帰ることが出来ました。

            

             

          (あわびです)    (カルアポーク&野菜のタロイモバーガー) (7ジンジャークーラー)

 部屋に戻り荷物を置くと、デイバッグにバナナとお茶のボトル(=粉茶を水で溶いたもの・・・今回携行飲料として大変重宝しました!)を放り込んで、休む間もなく直ちに出発。行く先は・・・フォスター植物園です。

 チャイナタウンを過ぎて北上した辺りにあります。ハワイ王朝お抱えドイツ人医師の邸宅を植物園にしたものだそうです。メジャーな観光スポットではありませんが、なかなかどうして。緑豊かな広大な園内にはさまざまな熱帯巨木・珍木が茂り、植物好きな人には大いに楽しめます。なかでも圧巻は「キャノボールツリー」。その摩訶不思議な姿は、まるで宮崎駿ワールドから抜け出てきたみたいで、思わず吹き出してしまいそうになります

     

                      (緑濃きガーデン)                 (ゲコ=とかげもいます!)

 

               

(キャノンボールツリー、奇妙奇天烈な木です。ラフレシアを小さくしたような花が咲きます。)

                  

(パンの木)             (パンガパンガ)      (バオバブの巨木)

  この後、チャイナタウンに立ち寄って果物などを購入して再び帰館すると6時前。妻は「ちょっとプールで運動してくるわ」と言うので、一緒にプールへ。(還暦過ぎて元気な夫婦です!)少し肌寒いのを我慢しながら体を動かすとスッキリしました。

 夕食はハム&アスパラガスにバジルトマトソースのパスタと生野菜。毎日奥様ご苦労様です。

 

8月2日(日)  晴れ

 本日はアロハスタジアムへ。ここでは水・土・日とフリーマーケットが開催されます。

9時半過ぎに部屋を出て、15分ほど待って来た20番バスに乗り、空港〜パールハーバーを廻って11:10頃に到着。入場料1ドルを徴収されました。

前回来たのはもう15年ほども前のことで、おぼろげな記憶では、素朴なフリーマーケトだったような気がしますが、現在は整然とした野外マーケットといった感じ。清潔な環境で商品も豊富ですが、これでは昔の闇市然としたどこか怪しげな面白さはありません。

            

                   (アロハスタジアムを覗いてみました)

せっかく2時間近くかけてやってきたのですから、妻のワンピース、Tシャツやキャップなどの衣料品を少し購入。アチコチをひやかしながら、球場の周りを1周すると・・・

(妻)「お腹が空いてきたわね」

(私)「この辺りでいい加減jなものを食べるのはよして、チャイナタウンに寄ろうよ」・・・ということで、帰りは40番に乗って、チャイナタウンへ=当然のごとく飲茶のメイサム・ディムサムへ。

2時半を廻っているとあって、ワゴンサービスも終わりに近く、「メニューを見てオーダーして」と。シュリンプダンプリング等夫婦の定番メニューに加え、妻の希望で「ビーフン」をリクエスト。ところがこれが中国人には通じなくて、「米粉」を指して、「これはライスヌードル、ビーフンは違う!」と。国際紛争勃発?・・・で、出てきたビーフンは超大盛り!ビーフンより牛肉が多いかも・・・。

       

 食事の後は、「そうそう、カメハメハ様にも挨拶しとかなくちゃあね!」と、大王の像の前へ。午後遅い時間とあって、観光客の人影はありません。

4時半前に帰館したので、妻はブログの整理、私はワイキキビーチへ。8日目にして今回初の“海水浴”(表現ふるいなぁ!)

ダイヤモンドヘッドを見ながら、立ち泳ぎ。これぞ“在ワイキキ”の醍醐味。ハワイの海は夏でも結構冷たいので、長く入っていると体が冷えてくる。(歳のせいもあるか!) ほどほどで切り上げて、コンドのプールで400mウオーキングして部屋に戻る。

 サンセット(日没は7:10)を眺めながらの夕食は、アスパラガスのハム&チーズ巻き、空芯菜炒め、イワシの甘露煮、豆腐、納豆、まったけのお吸い物。デザートはKCCで買ってきたマンゴー・・・1週間置くと甘くなったが、やっぱり台湾の愛文マンゴーにはかなわない。

8月3日(月) 快晴

 ハナウマ湾は明日=毎週・火曜日がお休みなので、本日はハナウマ湾へ。ワイキキ発9:36の22番で45分ほどで到着。ところがチケット売り場まで延々長蛇の列で、牛歩の歩み。

現在ビーチに入る前に15分間映画を観なくてはならない。そのせいでこんな事態になっている。ハナウマ湾の環境保護を徹底するためということだが、映画の内容はハナウマ湾の宣伝みたいなもので、(体験すると分かることだが、現在のハナウマは餌付け禁止になっているため、映画にあるような様々な魚の群落を見ることは出来ない。誇大広告的映像である)、環境保全を真摯に訴えるなら、各国語の警告板で充分。

現在のシステムは不便さを与えることにより、入場を抑制しようという狙いであろう。〜〜で、ビーチに入ったのが、到着から1時間半近く経過した11:50。いやはや大変デス。

ヤシの木陰にゴザを広げる。風があり、少々波がある。入場制限(?)をものともせず、連日大勢が押し掛けるためか、餌付を止めて久しいが、水の透明度はそれほどでない。魚もそれほど多くない(テニアン島のほうがずっと多い)が、近場で、カラフルで大きな魚を数匹発見して一緒に泳ぐと、入場の苦労がすっ飛びます。

晴天ですが、水は結構冷たくて体が冷え、あまり魚もいないので、2回のシュノーケルで3時ごろに早めの退散。(“ハナウマ詣で”もこれが最後か?)  

       

(切符への長い行列)     (やっぱりこの眺め!)     (ラッシュガードで日焼け防止)

部屋に荷物を置くと、2回目のヤードハウスへ。今日はオニオンリング・タワー、4種チーズのピザ、そして”お気に入り“のスパイシーツナロール。どれも美味しいのですが、3〜4人で充分なボリュームで、完食すると、お腹がパンパンになりました。

          

 で、その後は、ハレクラニのロビーで休憩したあと、そぞろ歩きし、ワイキキショア前の突堤でサンセットを眺めます。快晴でも日が沈むあたりには雲が棚引いて、完全に没するところを拝めないのが残念。でも、反対の東側を見ると、ダイヤモンドヘッドの上に満月が上がってきて、なんともポエチックです。

          

 

8月4日(火) 晴れ

昨夜、「明日はお休みネ!」という妻の一言で、本日はバスでのお出かけは無し。。

 8時過ぎに起きて、朝食というよりはブランチを摂り、コーヒーを飲んでまったりしているともう11時。

「今日はブログつくりだわ」とパソコンに向かう妻を残して私はビーチへ。ワイキキビーチは“人工ビーチ”で、波打ち際で巻き込むような波による砂の浸食が激しい。シェラトンの前はコンクリートの岸壁になっているし、格式高いハレクラニも、前のビーチは猫の額ほどしかない。

で、数年ごとに新しい砂を入れないと、浜辺が消えてしまう。2年弱前に大々的に砂の投入があったようで、RH(=ロイヤルハワイアン)からアウトリガー・オンザビーチにかけては、投入した砂が海中に残っており、200mくらい沖に出ても、胸まで出して立つことが出来る“遠浅”状態になっている。

子どもたちが遊ぶ波打ち際近くの水はあまり綺麗ではないが、少し沖に出ると、急に透明度が増して、綺麗な海となって気持ちが良い。沖に出れば出るほどきれいなのだが、歳を考えると、そんなに沖合いには出られない。(途中で足がつったりすると大変だ)そこで、足の立つちょっと先まで出て、RHからモアナサーフライダーまで約500mを途中波乗りを楽しみながら、ゆっくりと横断。ビギナーサーファーが時折波に乗って近づいてくるので要注意だ。やっぱり綺麗な海から眺めるダイヤモンドヘッドは最高だ。

泳ぎ疲れて、1時過ぎに帰るとまずビール。お昼はそうめん。妻はお腹に配慮して、卵おじや。

ほろ酔いで少しまどろんだあと、3時過ぎに、ドンキーへ買出し。 イワシの甘露煮、和風食パン、グアバネクター、牛乳、豆腐、コナコーヒー、ブルーベリー(=アルゼンチン産デス!)そして、カボチャを購入。

帰ってくると、妻とプールへ。8月に入って日本人が増えてきました。海と合わせて1500m。妻は少し泳いでウオーキング〜ジャグジー。

サウナに行くと、私よりちょっと年上のおじ(い)さんが座っている。

(私)「おや、温かくないや!」

(おじさん)「すこしすると熱くなってきますよ」と、ここから会話が始まる。

なんでも名古屋の会社経営者で、今年から息子に本格的に譲って、7〜9の三か月間夫婦で滞在しているのだとか。なんとも羨ましい!

夕食はヘルシーメニュー。メキシコ産かぼちゃの煮物。ナスのオイル炒め、冷ややっこ、イワシの甘露煮

納豆、キムチ、デザートはパパイヤ&ブルーベリー。

(ベジタリアンの夕食?)

8月5日(水)  晴れ(雲が多い)

 昨日は休養したので(?)、今日は張り切って、ラニカイトレイルへ。

6時40分起床。ネクターとコーヒーを飲み終えて、8時20分に出発。9時にアラモアナで56番に乗車。9:35にカイルアの乗り換えポイントへ。しばらく70番を待つ間に、周りの空は次第に厚いに覆われ、風が強くなった。何やらひと雨来そうな雰囲気。妻は「寒い!」と。

やっと来た70番に乗ってカイルアを過ぎ、ラニカイへの峠を越えて二股に分かれたところが降車ポイント。ゴルフクラブ入口を過ぎて左に折れた右に、トレイルへの登り口。

少し進むといきなり、急な坂。傾斜がきついので、木に渡してあるロープを頼りに上る。15分ほどで、最初の見晴らしに。眼下にラニカイの絶景が広がる。空が雲に覆われているのが残念。でも涼しくてかえって登りやすいかも!

             

    (上り口)            (いきなりの急斜面)    (絶景のハズが雲っていると・・・)

 

狭い尾根のような道をぐんぐんと登っていくと、監視台のようなコンクリの建物がある。でもさらに高台にもうひとつコンクリの建物が見える。そこがゴール。距離はないものの、傾斜と尾根伝いのような細道で案外きつかったが、よっこらしょっ!と建物の上にあがると360度の絶景です。

     

          (こんな尾根を進みます)    (あそこがゴール)

     

              (曇りと晴れではこんなに違います!)

ダイヤモンドヘッドの頂上の見晴らしも素晴らしいが、この眺望はさらに素晴らしい。雲が少しずつ山側に流れだしたので、「少し待ってようよ!」ということで、屋上に腰かけて、持参のおにぎりにフリカケを乗せて昼食。 

マウイクッキーを食べたりしながらのんびりと休んでいると、果せるかな、雲が飛んで青空が広がりました。

ターコイズブルーから群青色へとつながるグラデーションの見事さ!・・・これが“ラニカイカラー”です。待ったかいがありました。

     

急斜面は、上りよりも下りが大変。ズルッと滑らないように、へっぴり腰でそろりと下山(妻は結構サッサッと先に降りていきました・・・)

 降り切ると次はラニカイビーチ。山からのながめもいいが、ビーチの眺めもまたよろしい!

     

        (ラニカイビーチ)  (真ん中の峰の上に立ってました!) (カイルア→ラニカイ・峠?の道標)

 景色は最高だが、70番バスが昼間は1時間半に1本というのが難点。カンカン照りの中を歩くのもキツイので、長〜〜い時間待って、カイルアショッピングセンターで降りる。まずはスーパーで水を買い、渇きをいやす。建物の端っこにあるの「ラニカイジュース」で「アサイスムージー」を注文。LLサイズのカップに入ってベリー味で美味しいが、妻は隣の女性たちの食べているのを見て、「アラ、あれがアサイボウル?、あっちののほうがよかったかな!」と。

     

                                     (アサイ・スムージー)

 57番でアラモアナへ戻る。そのまま帰ろうとしたが、大勢の客でにぎわっている店が目に入り、妻が「寄ってみましょうよ」と言うので、覗いてみると・・・ フードランド(=食品スーパー)・・・新しくできた店のようで、広くて、清潔。生鮮食品からデリまでずらりと揃っている。

ドンキーよりも値段は高いが、品質と管理においては3つ星です。その場で作ってもらえるマイカイカードを使うと、特売品はかなりの割引になります。此処で、生サーモン・もやし・ソーセージを購入。

帰ってきて、私はプールでクロール800m泳いでリラックス。

夕食は、サーモンのグリル(脂が乗っておいしい!)&もやし炒め添え。ビールとワイン。食事はイワシ甘露煮、納豆、キムチ。デザートはパパイヤ&ブルーベリー。

8月6日(木)  晴れ

ゆっくりと起きて、コーヒーとヨーグルトのヘルシー朝食。珍しくゆったりと朝のときを過ごして、11時にお出かけ。ダウンタウンにあるインディゴへ。お洒落なレストランとしてハワイっこに人気のお店で、ランチブッフェがお得とのこと。

11:25についたので、2番目の客。ちゃんとまともな格好(=襟付きシャツに長ズボンとシューズ)で行ったら、木陰のテラス席に案内してくれました。 ブッフェですが、自分で勝手に取るのではなく、大皿を持って並んでいると、料理を一つずつ取り分けてくれます。野菜主体で味付けあっさりとヘルシー。そのせいか客の95%が女性です。二人とも大皿大盛りを2皿ペロリと平らげました。雰囲気もよく、結構でした。(二人で全部で$40)

         

                                         (一皿め)          (二皿め)

 そのあとは、一旦戻って,軽装に着替えて、目指すはモアナルアパーク=例の日立の“この木なんの木”の公園です。バスで行くのは、ガイドをよく読まないとけっこう骨のせいか、殆どの来客は車かツアー。自力できたのは90分のうち、2組のみでした。

     

            (この木なんの木)                    (その下に入るとこんな感じです)

 我々も此処へ来たのは、初めてのハワイ旅行の到着日ツアー以来・・・ということは27年ぶりです。あの時は時間に追われて写真1枚でおしまいでしたので、本日はじっくりと見物。中央の芝生が足首まで沈んでしまいそうなふっかふかなのが印象的です。

 帰ってくると、妻はブログつくり。私はプールで1200Mほど泳いで気分爽快。

 夕食は、サーモングリル、ソーセージのボイル、生野菜で、ビールとワイン、食事はイワシ甘露煮、キムチ。

 

87日(金)     晴れ

7:20起床、今日は 10時の20番でパールハーバーへ。ハーバーに11:15に到着。

1年前から、大改装中で、数年前にきた妻も、勝手が違うみたいである。案内に従って、まずバッゲージ預けへ。袋ものは一切だめ。撮影器と水はオーケー。その奥にチケット売り場があって、「ミズーリメモリアル」見物は、$16。ゲートを出ると10分に1本のシャトルバスがある。「2時間コースですが、時間の余裕はオーケーですね?」と。

戦艦ミズーリは太平洋戦争の降伏調印式が行われたことで有名。すなわちアメリカ勝利の象徴的存在である。とにかくデカイ! 日本語ガイドツアーの解説を横で聞いていると、数年前に大砲などを最新ハイテク装置に変えたほか、全体を全面改装し。その費用がなんと、560憶円かかったとか。それなら国(海軍)の設備にしては高額な入場料も納得であります。

お昼はミズーリ敷地内の店で、バーガー、ホットドッグ、ソーダ

       

            (戦艦ミズーリ)                  (東京湾での講和条約調印式)  

1時間半ほどで戻ってくると、次は「アリゾナメモリアル」 こちらは無料ですが、そのチケットを入手するのが、一寸分りにくい。オフィサーのところへ行ってチケットをもらうと、時間は2;45=40分待ちです。

時間でシアターへ入り映画鑑賞。真珠湾攻撃とその前後の背景を30分で要領良くまとめてある。客観的な描写で、当初危惧していたような日本非難一辺倒ではない。

そのあと、案内船に乗って、いよいよ沈船アリゾナをまたぐようにして出来たメモリアル館へ。真珠湾攻撃で亡くなった戦士の名前が刻んである墓銘碑に黙祷をささげる。

        

          (アリゾナへ出発)        (アリゾナ上の記念館)     (この後、墓銘碑に黙祷)

古今東西、国の為に貴とい命を捧げた戦士に敬意を表すのは当然のことです。日本でも8月15日=敗戦記念日に靖国神社へ詣でるのは日本人として当然の行為です。他国の非難干渉は正々堂々と跳ね返すべきであります。麻生前総理は、8月15日に詣でるべきでした。そうすれば真性保守層がもっと投票したことでありましょう。

ところで、アメリカ政府は真珠湾攻撃の暗号文を解読していたという説があります。当時アメリカは参戦したくてしようがない、けれど参戦する理由がない。それで日本の奇襲を見過ごして、それを理由に参戦したということです。そうだとすれば、メモリアル館に眠る英霊は、ルーズベルト大統領以下によって捨石にされたということでありましょう。

記念館滞在は15分で、次の船できた客と交代して戻る。 42番バスでワイキキへ。金曜日夕刻のラッシュにあたって、90分ほどを要してワイキキへ。

 衣服を着かえて、夕食は「カフェ・ミロ」へ。行きはバスにしよう!13番〜1番に乗り換えて、ワイアラエ通りと8番街の交差点で下車すると、通りの向こうがそのレストラン。

ワインはロバート・モンダヴィーの赤(カリフォルニア)・・・まろやかな味わい。=$22。 さてメニューは、

スープ・・・アスパラのクリームスープ。 パン・・・表面カリッで中ソフトで小麦のうまみが感じられます。

前菜・・・ カキのエスカルゴ風と、5種類の盛り合わせ(テリーヌ、アヒポケ&アボカド、カニクリームクロケット、

      生カキ、いちじくと生ハム)

魚・・・  鯛の醤油ソース・・・玉ねぎの甘みがマッチしたソースは絶妙な和風味。

メイン・・・ヒレステーキ(ガーリック風味)、牛バラ肉の赤ワインソース煮込み。

      ヒレステーキはは文句なし、一方の赤ワインソースも濃厚な味わいで申し分なし。

         

            (スープ)     (前菜A=牡蠣のエスカルゴ風)    (前菜B=5種盛り合わせ) 

                   

      (魚=鯛のグリル醤油味) (メインA=テンダロインステーキ) (メインB=牛バラ肉の赤ワイン煮込み)

コーヒー&デザート・・・コンボ(スイカ、キウイ、レアチーズケーキ、カシスのシャーベット、クリームブリュレ。

    

いやあ、本当においしゅうございました。日本人オーナーシェフが経営しているだけあって、繊細な味わいの

フレンチです。しかもフルコースで$49。ワインも含め、総額は$150になりましたが、この内容と味なら、又

来たい!

8月8日  快晴

ワイキキはピーカン。今までで一番の天気。

ゆっくりと食事。冷蔵庫を開けようとして、パパイヤ&ブルーベリーの乗った皿を落として割ってしまう。大失敗!

11時に出て、すぐ来た23番でダイヤモンドヘッドへ。カンカン照りにもかかわらず、大勢のひとが登っている。まずまずのペースで頂上へ。既に見慣れた眺望ではあるが、天気がいいので、見晴らしも最高。やっぱり何度来ても素晴らしい。で、頂上で45分くらいは休憩したかも。

         

        (入り口、ここで入場料$1)   (カルデラのトンネル)   (第一展望台)

             

         (この階段がキツイ!)   (展望台から見たワイキキ)      (展望台の真下)

帰りもバスストップに着いたらすぐバスが来て、今日はラッキー。

昼食は妻のリクエストで“お初”の「I HOP」へ。 2時半過ぎなので、客は数人。オーダーは、パンケーキ・コンボ。パンケーキは小振りなのが2枚にホイップクリームと、それにトッピングをチョイス。(ストロベリー、ブルーベリー、バナナから)=妻はバナナ、私はブルーベリー。そんなに甘くなく,パンケーキはソフト。それにベーコン、ソーセージ、目玉焼きそれにハッシュトポテトが2人前、別皿でドンと。

オムレツはビッグサイズと聞いていたので、ふたりでシェア。うす焼き卵で、チーズと」数種類の野菜を巻き込んである、独特の調理法であるが、これはなかなかイケます。山登りをしてお腹が空いていたか、二人ともアッという間にペロリとたいらげました。パンケーキだけでいうなら、特別美味しいというわけでもないし、それに小さいし、やっぱりワイラナのほうがいいなぁ!・・・。

         

(ベーコンエッグ)      (パンケーキ&ブルーベリーソース)    (名物のジャンボオムレツ)

このあとは、初めての別行動。妻はアラモアナへ。私はドンキーで不足食材の補充をしたあと、ビーチでひと泳ぎ。

本日の夕食は、私のリクエストで、エビとナスのピリカラ・トマトソースのスパゲティ、ハッシュドポテト(=ヒルの持ち帰り)、生野菜、冷ややっこ、チューハイ。デザートはKCCで買ったマンゴー。かなり筋っぽいが、味は文句なし。やはり、ドンキーのとは一寸違う。来週も早起きしていかなくちゃぁ・・・

 

8月9日(日)  晴れ

 マノアの滝に行くつもりで7時前に起きるが、ラナイで一人朝食をとっていると、山側に次第に雲が増えて、谷間が覆われてしまった。それで本日は取りやめとし、妻が起きてくるのを待って、マカプートレイルに予定変更。

 9時50分の22番に乗る。日本人の姿が増え、バスはワイキキ中央で満員通過。ダイヤモンドヘッドとハナウマを通過すると、乗客は数人となった。トレッキングの入口はハワイカイゴルフコースとシーライフパークの中間になる。途中でドライバーに「トレイルに行きたいので、ゴルフコースの入口で下してちょうだい」と頼むと、「わかった、ムニャムニャ・・・」と言って、ゴルフ場を過ぎて、なんとトレイル入口前でストップしてくれた。親切なドライバーさん、有難う。

 前回(2年前)は台風接近で、猛烈な風に悩まされたが、今回はころ合いの爽やかな風で、スローペースで坂道を進む。先日のラニカイトレイルに比べれば、楽々コースである。雲も切れ、展望台からの景色はやはり素晴らしい。今日は風の具合がいいというので、スカイカイトが空に2機(個?)3機と浮かんでいる。

              

          (マカプーの灯台)              (眺望は最高!)

        

  (ハイビスカスが満開)

 しばらく眺望を楽しんで、シーライフパークへ向かう。2時を回って、お腹も空いてきた。レストランの冷蔵ケースからハム・チーズ・野菜サンドをとり、それとソーダをシェアして昼食。

レストランからアシカのプールを眺め、2:40のバスで帰路。来た時と同じドライバーだったので、「先ほどのご親切を有難う」とお礼を一言。

       

(シーライフパークのアシカのプール)

帰ってくると、もう4時前。DFSで催物の案内をチェックするが、お盆ウイークは放っておいても客がくるとあってか、格別のイベントは無いようだ。ABCで水を買って戻ると、プールでひと泳ぎ。プールも日本の子供たちが増えたようだ。ノルマの(?)1Kmをクリアして部屋に帰る。

夕食は、昨日の残りもの=ハッシュド・ポテト&ベーコン、パスタ、豆腐、それにソーセージ。 チューハイを3杯飲んでご機嫌。デザートはパパイヤ&ブルーベリー。

 

8月10日(月)

起きてみると、珍しく雲が多い。(午後は晴れ間が出たものの、曇天にちかい1日。日中アチコチでシャワーがありました)  静かに(!)パソコンを触っていると、暫くして妻がお目覚め。ゆっくり朝食のあと、本日はコスコへ。

22番に乗り、ハワイカイ・タウンセンターで降りると、一番奥がコスコ。以前のように、手当たり次第カーゴに放り込むことはなくなったが、お目当てのコナコーヒーなどをゲット。レジに行くと,係の女性がカーゴの中をチェックするや、マフィンを指さして「これは2個セットだからもう1セット持って来なさい!」、(私)「1個じゃだめ?」(係員)「ノー、持って来なさい」(なんと、どでかいマフィンが6個×2セット=$6.99というビックリの値段)

(ハワイカイ)

 一旦帰ると、夫は保冷ケースを持って、ダウンタウンの先のイヴェレイ店へ。・・・実はハワイカイ店で、ホタテを見つけて、妻が、「ジャンボマッシュルームとホタテを炒めたのが食べたいわぁ!」と言うのですが、保冷剤を持ってきてません。それで一旦帰って、もう少し近いイヴェレイ店でホタテとアスパラガスを購入して帰ってきました、(そのあと、今日は運動不足だからと、プールで1500m)

 〜〜で、今夜の一品(逸品!)は、ホタテ・マッシュルーム・アスパラガスのソテー。山もりでしたが、どれも美味しく、チュウハイをグビグビしながら、ペロリと平らげました。

 そのあとは、この3品を刻んで混ぜて、ガーリック・ピラフ。これも美味しかったです。

        

    (ホタテ貝柱とジャンボマッシュルーム&アスパラ炒め)   (ガーリックライス)

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