チャールズ・グレイCHARLES  GRAY)  本名Donald Marshall gray

                    1928年、イギリス生まれ、2000年3月没                                                   

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前作でボンド役にレーゼンビーを起用するという賭けにでてみたものの、結果はやはり凶と出た為、三顧の礼(?)でコネリーに再登場してもらった第7作、71年「ダイアモンドは永遠に=Diamondsareforever」(監督・ルイス・ギルバート、出演・ジル・セント・ジョン…歴代ボンドガールの中で一番知的な雰囲気であろう!) では、なんと驚いたことに、チャールズ・グレイがブロフェルドとして登場。

というのも彼は、前々作でボンドをアシストする現地(東京)のエージェント、ヘンダーソン役として登場しているのである。超人気シリーズとして考えた場合、あまりに安易、あまりに無定見と言われても仕方がない。

上司の「M」とその秘書のマネー・ペニーはずっと同じ役者でとおしているのに!、肝心のブロフェルドのこの扱いは腑に落ちない。或は無理を強いたコネリーのギャラが高すぎて、他のキャスティングに皺寄せがいったのであろうか。

グレイはその「固い」風貌からしても堅実なビジネスマン、或はせいぜい組織の中堅幹部といった雰囲気で、ドンの貫禄はない。55年から最近まで30本ほどの出演作があるが、作品的には、

・67年「将軍たちの夜=The night of generals」(監督・アナトール・リトヴァク、出演・ピーター・オトゥール、オマー・シャリフ、トム・コートネイ、クリストファー・プラマー…戦時下のワルシャワでの犯罪サスペンス) の独軍・ガブラー将軍、

・70年「クロムウェル=Cromwell」(監督・ケン・ヒューズ、出演・リチャード・ハリス、アレック・ギネス、ロバート・モーレイ、ティモシー・ダルトン…若きクロムウェルとリチャードT世の対立を描く重厚な歴史劇)の      エセックス侯がある程度で、他に存在感を示す作品は少ないし、特に70年代以降はTV中心の活動となっている。

それは、決してこのブロフェルド役がその後の出世の踏み台にならなかったということである.。尤も母国イギリスでは、癌で声帯を失った名優、ジャック・ホーキンスの声の吹き替え役としてのほうが、有名かもしれない。

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