6月11日(火)                                  終日航海日

 今日は神戸から釜山に向けて終日航海日。

 朝はいい天気。朝食後は12階のジョギングトラックを周回ウォーキングしてカロリー消費し、その後はデッキチェアで休憩。午前、船は高知の遥か沖合の太平洋上を西へ移動中ですが、風はほどほど、日差しが強く暑いくらいで、日陰にチェアを移動します。

昼前に今日は「フルーツ・カーヴィング」のデモンストレーション。

       

  その後は、カットフルーツがふるまわれました。メロンもスイカも甘くて美味しい!

ボッティチェリでの昼食。・・・この船はもう6回目という”強者リピーター”とご一緒しました。結構リピーターが多いようです。

    

(モッツアレラチーズ入りカロッツア)   (ポーク・コンソメスープ)   (チェリートマトとバジルソースのフッシーリパスタ)

      

(牛肉のオイスターソース煮込み)       (サラダ)         (ヘーゼルナッツロール)        (ミックスベリームース)

 ゆっくりと昼食を済ませて、さぁプールで泳ごう!とデッキに出てみると・・・船は既に豊後水道に入っていましたが、強い北風が吹いて、午前中とはうって変わって肌寒いくらいです。これでは泳ぐどころではありません。晴天下の洋上でも場所によってこんなに気象が変化するとは驚きました、

  で、午後はチェアで風に吹かれながら読書、妻はスケッチに専念です。時に海を眺めると・・・愛媛県側は大小の島影が移り行き、変化に富んだ海岸線であることがわかります。

    

 アッという間に夕食の時間です。↓品数が少ないのは、やはりオーダーを控えめにした為です!・・・イタリア船だけあって、パスタは美味しいです。

    

(トマト・ズッキーニ・ナスのマリネ、グラナチーズがけ) (マッシュルームのクリームスープ) (アンチョビと松の実のスパゲティ)

    

(エビと野菜の炒飯)        (サラダ)          (ブラックベリークリームケーキ)

 夕食後、デッキに出てみると・・・ちょうど日没の時間で、きれいな夕日が大分の山並みに沈んでいきました。(1909

      

  830からは8階グランドバーでイタリア・テノール歌手Giovanni Cucuccioのコンサート。初日のウエルカムソングで魅了されましたが、今夜は次々と歌曲からイタリア民謡を披露してくれます。美しく豊かな声量と歌唱力は本当に素晴らしい。三大テノールに及ばないのは“熟成度”だけかもしれません。スラリと大柄、しかもイケメンでこの点は三大テノールを凌いでおり、客席のおばさん方はもうっとりです。

 歌に酔いしれた後は「ワインバー」へ。ガラスの壁面にはズラリとワインボトルが並べられており、室内はシックで上品。どこかの高級クラブにいるような感じです。ここではイタリアワインを中心に様々なワインが楽しめます。(ここもフリードリンクなんです!)

  

 ちなみにイタリアワインには厳格な格付けがあり、上級ワインにのみ表示が許されるD・O・C(統制原産地呼称)と、さらに厳しい基準をクリアした最高級のD・O・C・G(統制保証原産地呼称)があります。

 そこで、ワインリストの中からこのD・O・C・Gの表示があるもの(当然値段は高いですが、幸いグラスで$12.99以下です)を選んでオーダー。特にTelroldego rotalianoという銘柄は芳醇な味わいで大変美味しい優れものでした。

 このバーのもう一ついいところはピアノの弾き語り。マレーシアから来たSepwindiというアーティストで、抜群の歌唱力。何を歌っても上手いが特にビートルズナンバーがおはこ(十八番)のようです。夜7時過ぎから1245まで4回(145分)のライブで、これが毎晩ですからよく喉が持つもんだと感心です。

〜〜で、“ワインとライブミュージック”で毎夜後半は此処に入り浸り状態となりました。

 2215からは「キャバレー・ヴィエンナ」で、“ナイトショー” 本日1回のみの公演なので、開演前で既に満席で立ち見にも苦労するほど。「BURLESQE

=妖艶なショー・・・という謳い文句ですが、元気な専属ダンサー達がちょいと衣装を変えただけなので、あまり「妖艶さ」を感じさせません。ちょっとワイン飲みすぎて、立ち見の状態では苦しいので早々に退散です。

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