9月1日(土) 晴れ
今日はアイランドコロニーからヒルトンへ移動です。
6:30起床。簡単に朝食を済ますと、最後の整理・清掃。清掃代金は払ってあるのだが、妻は綺麗にしておかないと気が済まない性格なのだ。ヒルトンまではタクシーでものの5分の移動だが、なにしろ荷物が多いので、大移動であります。1カ月以上花を咲かせてくれた胡蝶蘭や、バジルの鉢も一緒にお引っ越し。
ヒルトン(カリアタワー)でチエック・イン手続きをするが、繁忙期とあって、部屋に入れるのは何時になるか分からない。4階のプール&ジャグジーでのんびり待機と思っていたが、妻がネットを使いたいというので、ワイキキアン8階のラウンジへ行って、私は新聞、妻はパソコンに専念。
(カリアタワー)
12時を過ぎたところで、「そろそろ、お昼に出ましょうよ。ユッチャンがいいわ」ということで、又々ユッチャンへ。妻はビビン冷メン、私は例によっておぼろ豆腐チゲ。
そのあと、改めて食料調達にフードランド〜ドンキホーテと回っていると、
部屋は16階でした。室内は昨年12月で体験済みですが、寝室はセミダブルベッドのツインなのは有難い。(日本人向けにツインを増やしたのかな?!)
前回と違うのは、今回はオーシャンビューということ。ラグーンと、その向こうの海がバッチリと見えます。
やっぱり素晴らしい部屋で、リラックスできます。が、そうもしていられない。一通りの片付けを終えるともう4時過ぎ。
食料や土産の調達にコスコへお出かけです。コスコに来たら先ずはホットドッグ。昼食は摂っているのですが、一種の条件反射みたいなもんですね。
土産品などを品定めしながら店内を廻っていると、係員が近づいてきて、「6時閉店ですから、レジへ行ってください」、(エェッ?、知らなかったぁ!)「あの〜ぉ、まだ買うものがあるんですが・・・」、「何ですか?」、「えーと、クロワッサン・・・」、「持っていきますから、レジに並んでください」と。やがて係員が希望の品を持って来てくれました。
〜〜あぁ、結構くたびれました。部屋に戻り、ビールを飲みながら、TVを点けると、NHK(=此処はBSが入ります)で、なんと「阿波踊り」特集をやっているではありませんか! これはラッキー!「よしこの}の調べと、カネ&太鼓の軽快なリズム、そして踊り子の軽妙な踊りを見ていると、引越しの疲れも吹っ飛んで、心がウキウキとしてきたのでした。
9月2日(日) 晴れ時々曇り
カーテンの遮光性が高いので、まだ6時過ぎかと思って時計を見ると、8時近くになっていました。食事を済ませ、ラナイでオーシャンビューを眺めながらコーヒーを飲んでいると、スローライフ満喫の気分です。
今日は、イオラニパレスでリリウオカラニ女王誕生記念行事があるというので、行ってみましたが、ハワイアンたちの「素朴な」セレモニーだったので、ちょっと見て退出。向かい側の大王様(=カメハメハ大王像)にご挨拶を済ませます。
(イオラニパレス) (女王生誕記念セレモニー) (大王様)
そのあとは、妻がかねて行きたい!と言っていた「オリジナル・パンケーキ・ハウス}へ向かいます。
牛角の隣ですが、ビルの入り口奥にあり、引っ込んでいるので、分かりにくい。それでも地元で人気の店とあって、数組が待っており、受付をすると、「15分待ちデス」と。
店員のオススメのパンケーキ「49ers」
と、「R&Dオムレツ」とコーヒーを注文。コーヒーは香りが高くてグー。
〜〜待つこと暫し、運ばれてきた料理はビックリのジャンボサイズ!両方とも「シェア」にして正解です。
49ersはパンケーキというより、ジャンボクレープです。上に乗っているホイップバターとメープルシロップをかけて食べると、大変美味しい。いわゆるパンケーキとは違いましたが、これはこれで大正解。オムレツは3人でシェアしてもいいくらいな大きさで、軽くパンケーキを食べるつもりがお腹イッパイになりました。
腹ごなしに(!)、ウォルマート〜ドンキー〜フードランドと廻ってから帰還。私は4階のプールで1400mほどスイム&ウオーク、そしてジャグジー。此処のジャグジーは強烈で、バブル・マッサージには最適です。妻は部屋でノンビリと・・・。
(綺麗なキッチンで気持ちよくクッキング→仕上がりは、今回“おはこ”のガーリックシュリンプ・スパゲティ)
9月3日(月) 晴れ
今日はワイケレ・アウトレットへ。先日の学習効果で、2番バスでダウンタウンへ行き、Eに乗り換えると、そこからは30分でヒアポへ到着。少し待って433でワイケレへ到着。(もっも2番バス待ちでのロス・タイムがあって、結局ヒルトンを出てからは2時間経過してました。)
9月1日から“サヨナラ・サマー/バーゲン”が始まり、今日はレイバーディ(休日)の最終日とあって、沿道は長〜〜い車の列が出来ていました。ワイケレのバーゲンのタイミングで来たのは初めてで、車の列にビックリ。
エリア内に入ると、「50%バーゲン」の店が多く、妻の目は輝いています。私は例によってトイレ前の休憩コーナーの椅子に腰を据えて、読書&荷物番。2時前に袋を抱えて帰ってきた妻と定番の「邦雄寿司」へ。此処も今日は満員で、奥のカウンター席へ。邦雄さん(?)がわき目も振らず、魚をおろし、寿司を握っています。次々と料理を完成させる手際の良さに感心しきりです。
帰り、ヒアポで待てばよかったものを、混むかもしれないと始発のワイパフまで行ったら、Eがフライングでタッチの差で発車してしまい、30分待つよりはと停まっていたエクスプレスAに乗車。カリヒバスセンターを経由し、50分ほどでアラモアナに帰ってきました。
帰りつくと5時過ぎ。私はすぐ4階のプール&ジャグジーへ(1600m)。帰ってくると6時半。妻が「散歩をしましょう」というので、そのまま暮れなずむヒルトンの敷地内を散歩。「ラパーズ」でジェラートを。中身(ピスタチオ)ノジェラートも美味しいが、器のコーンが美味しいのにビクリ。卵たっぷりのクッキーみたい。
ABCストアに入ると、宿泊客で大賑わい。何かツマミになるものを!とひと品購入。
で、夕食は「ハムとチーズ&レタスのクレープ風包み」やピスタチオ、鰯せんべいをお供にして、ビールをグビグビ。ご飯は鮎屋の昆布巻きにフリカケ。
9月4日(火) 晴れ
6:30に起床して、WCCの朝市へ。在庫が無くなったレタス調達が目的ですが、ついでに卵6個とパパイヤも。
帰ってきて朝食を済ますと、今日はヒルトン・スローライフを楽しもうと、ワイキキアンのプールへ。7月下旬と違ってかなり人は減ってプールも空いているので、端から端までクロールを繰り返し、ウオーキング&ジャグジー、ベンチに転がって読書。(今日は1360m) そのうち妻もやってきて、デッキチェアで読書。
お昼を過ぎたので、「ベニハナ・オブ・トキョー」で、ステーキランチ。担当のコックはベトナム人で「私はケニー、けんちゃんデス」と、様々なパフォーマンスを披露してくれる。
(創業者=ロッキー青木のパネル)
(ケンちゃんです)
(サラダ) (エビ) (ステーキと野菜)
食事のあとは再びプールサイドでのんびりと。
夕方、妻が「今日は肉じゃがを作るわ!」と、買い物にお出かけ。有難いことです。
6時半過ぎ、夕食の支度を終えた妻と、散歩に。少し出るのが遅かったので、夕日は沈んでしまいました。7月下旬の日没は7時10分頃だったのに、1カ月半弱たつと、30分近く早まっています。
トワイライトのラグーン周辺を散策し、又々「ラパーズ」のアイスクリームを舐めて帰還。肉じゃがを美味しく頂きました。
9月5日(水) 雨〜曇り〜午後晴れ
7時前に起きて、朝食の準備を終えると、朝の散歩。出かける前にシャワーがあり、虹が出ました。
8時になると、妻がペンギンの餌やりをするというので、ペンギン池へ。時間があるので、ABCでコーヒーを買って、ホテルのセンターロビーで飲んでいると、雨が降ってきました。珍しく本降りです。今日は天気がよくなさそう。
ペンギンに小魚をホイホイ与えるのかと想像していましたが、小バケツの中は丸薬のような餌。ペンギンの健康を考えてのことかもしれませんが、これではあまり面白そうもないので、ラグーン辺りを散策して部屋に戻り朝食。
それから、最後の買い物。バスの前に、ピンクライン(ワイキキトロリー)が来たので、これに乗ります。妻は、今回トロリーに乗るのは初めてなのです。トロリーからの眺めはバスとは違って、リゾート感がイッパイです。
昼食は、冷蔵庫の残り物の整理に取り掛かります。
その後、妻はブログ更新。私はプールへ。ワイキキアンのプールは何故かクローズ。それならと、古くからあるメインプールへ。丸っこい形のプールを一周すると、ほぼ60mくらい.スイム&ウオーキングで1000m。
水から上がってバッグの中を見ると、オヤ?時計がありません。次に電池が切れたら捨てようと思っていた古い時計ですから、失くなってもノープロブレムですが、ヒルトンでこそ泥がいるなんて・・・。
朝から何度も雨が降ったり、雲が多かったりの天気でしたが、夕方には青空が広がり、西のほうには雲が殆どありません。サンセットを見ようと、二人でラグーンの向こうへ。海に落ちる寸前に雲がありましたが、まずまず綺麗なサンセットを見ることが出来て満足です。
9月6日(木) 晴れ
今朝は、10時半ごろにプールへ。900m泳ぎ&歩きで帰室。
昼過ぎに部屋を出て、お昼はビーチウオーク似あるシチリア料理の「タオルミナ」のランチ。10分ほど待って、テラス席
へ。先ずパンが3種。オリ−ブオイルとバルサミコに付けて。オリーブを乗せたホカッチャが美味しい。
次にサラダかスープを選択。スープはえんどう豆のクリームスープ。見た目も鮮やかであるが、グリンピースの香りと甘みが際立って、とても美味しい。メインはパスタから「ベーコンとポルチーニ茸のクリームソース」・・・まろやかで茸とベーコンのコクと旨味が重なって素晴らしい。もう1品は「2種のチーズのリゾット、赤ワイン煮牛肉乗せ」・・・濃厚なチーズ(一つはブルーチーズ?)の味に、赤ワインで柔らかくなるまで煮込んだ牛肉がマッチしています。デザートは塩キャラメルアイス。ちょっと塩が強すぎたかな?
店の雰囲気や店員の所作も申し分なく、味・量とも充分で、大満足でした。
(入口の壁にある顔と3本足は、”トリナクリア”と呼ばれ、シチリア島のシンボル)
その後チーズケーキをツーゴーし、DFSからピンクラインで帰還。
9月半ばから様々なイベントが始まる「アロハフェスティバル}はハワイ最大の行事といっても過言ではありませんが、その一番最初のセレモニーである「叙任式}が此処ヒルトンのガーデンで行われるというので、行ってみました。
ハワイ王朝の血を引く(?)人々が伝統的なコスチュームに身を包んで、厳粛な雰囲気の中で儀式が行われていました。
西のほうの天気がよさそうなので、最後の夕日見物にアラモアナパークへ。最後雲が広がって海に落ちるところが見れず残念。
9月7日(金) 曇り
いよいよ実質最終日。珍しく(というか今回初めて!)海の方向が雲に覆われています。朝に小雨が降った後も一日中曇りで、太陽は殆ど顔を出さずじまいの一日でした。
(ヒルトンのレインボータワーに虹がかかっています!)
プールに人がいないので、一人占め状態で1000mほど泳いで帰還。妻は帰り支度を続行。残り物で軽くお昼を済ませる(ご飯、銚子名物・さんまのかば焼き、フリカケ、味噌汁)と、アラモアナへ。妻はお買いもの、私は読み終えた文庫をブックオフへ持ち込みます。本をゴミ箱に捨てる気持ちにはならないので、だれか滞在中に暇を持て余した人に活用してもらえれば、一石二鳥です。若干の代金をカードで受量すると、それを活用して、帰国便の待合用に1冊購入。
最後の晩さん(?)は、「チャックセラーズ」へ。何度来ても、此処の「プライム・リブ}は美味しい。この時間だと、「ハッピーアワー}でダイキリやブルーハワイなどのカクテルが半額(=$3.5)になります。妻はウエイトレスのお腹が大きいのを見つけて「丈夫な赤ちゃんを産んでね!}とエールを贈っていました。
7:45、いよいよヒルトンの花火もラストです。ラナイから見えますが、ちょうどレインボータワーが障害物になっていて残念、でも近くで見る花火は迫力満点でした。我々の帰国を惜しんで(!)、いつもより打ち上げが多かったような感じがしました。
9月8日(土) 曇り〜雨のち晴れ
⇒9月9日(日)==帰国
出発の朝です。9時にチャーリータクシーで空港へ。ドライバーはアフリカ系の話し好き。
「どちらから?、オー、ニッポン!。ワタシ日本大好き。オオサカ行きましたよ!スシ、ヤキトリとてもオイシイネ。
「最近は、ハワイは中国人が増えてますね」
「チャイナ、NGネ! 人もグッズもね。私のタイガーの炊飯器、日本製で5年使ってもOKネ。おばのタイガーはメイド・イン・チャイナだけど、1年で壊れたよ。日本の製品はどれも素晴らしい。日本人はもっと自信を持つべきだよ!」
・・・そういえば、中国人が秋葉原へ来ると、炊飯器を沢山買い込んでいるTVのシーンを思い出しました。自分たちの同朋が作ったものを信用していない証拠ですな!・・・
〜〜と、ドライバーに励まされてしまいました。彼は、空港に到着すると係員を呼んで、放置してある「手押し車」を探して持ってくるように頼んでくれました。(この「車}の使用は、到着時は無料ですが、出発時は5ドル必要なのです。)こんな
気のいい、親切なドライバーもいるんですね。
帰りの飛行機はANAやUA、アシアナなど数社の共同運航便ということもあってか、満席です。機内では、後方2人席の窓側を指定してあったのですが、隣に来たのは、なんと、超肥満&巨漢のアメリカ人。思わず「えぇっ、嘘だろう!」と、叫びそうになって、慌てて口を閉じました。
例えば、横に突然小錦さんが現れてズシンと座ったと想像してください。それにしてもそんな巨体がエコノミーの座席に収まるのですから、”人間の体ってよくできてるんだなぁ!”と妙な感心をしてしまいました。
気の良さそうな人で、飛行中殆ど身を前に出して縮こまるようにして寝ていましたから、私は座席の肘掛を両方使えて、当初懸念したほど窮屈な思いをせずに済みましたが、彼がトイレに立った後、CAが近づいてきて「本日は窮屈な思いをさせて、誠に申し訳ございません・・・}と深く頭を下げました。こちらとしても苦笑いするしかありません。「いやぁ・・・まぁっ、運が悪かったと言うしかありませんネ・・・」
〜〜と、最後に「想定外}の事態がありましたが、無事45日の滞在を終えて帰ってまいりました。
帰ってくると、日本はまだまだ“夏真っ盛り”といった状態で、連日30度を超える暑さが続き、マイッてしまいました。
“やっぱり、夏はハワイに限る!”という思いを強くしたのであります。
(完)
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