8/13(日)
9時過ぎに起床。以前だと初日から早起きして、早朝散歩に勤しんだものだが、今朝はなかなか瞼が開かなかった。歳を感じる一瞬である。カーテンを開けるとヨットハーバーの向こうに青空が広がる。昨日はやや雲が多かったが、今日は快晴のようである。窓を全面オープンし、ラナイで風を受けながら冷えたグァバネクターをグイと一杯。太陽に熱せられる前のハワイの朝はなんとも爽やかです。昨日買い込みの食材を女房が手際よく支度して、リッチな気分で朝食をとる。
(日本で毎朝こんなに食べてたら、ブタになるだろうなあ!)
朝をゆっくりしたので、このあとの予定もゆっくりめ。ダイヤモンドヘッド登山は止めて、下の展望台〜カハラモールのコースを計画。先ずは8番でカピオラニ公園へ。降り際に運ちゃんが「ここで14番に乗り換えるといいよ」と教えてくれたが、14番は1時間に1本。待ってるよりはと、歩き始める。
公園の中に入るとハウィアンが聞こえてきた。音の方向へ進むとステージで何やらショーをやっている。「ナ(=NA)・フラ・フェスティバル」ということで、トリオのバンドとおばさんのコーラスをバックにフラダンスが披露されている。司会の話しを聞くと、どうやら市民のフラ祭りのようで、各教室(?)から、おばさんからお子様までのフラ・チームが次々と登場。木陰のベンチが空いたところへ座りこんで、じっくりと観賞。偶然でこんな楽しいショーを楽しむことが出来るのがワイキキのいいところだ。
次に公園の奥の坂道を上る。正午を回って日差しが一番強い時間帯だけに、こんなとこをウォーキングしてる酔狂はわが夫婦のみ。それでも時折、上半身裸のマッチョが自転車で上っていく。上り口から20分ほどで、峠の展望台に到着。山頂からの眺めは素晴らしいが、ここからの眺めも負けません!
ビーチに下りると、おもしろいよ!」、「この眺めで充分よ。それよりカハラモールへ行きたい!」
バス停で待つことしばし、14番に乗るや、運ちゃんに「カハラモールで降ろしてね!」とお願い。
「ここだよ」の声で降りると、モールの裏口。「先ずは、シナボンが食べたいわ」とのご要望に応えて正面入り口を目指す。
大きいので、二人でシェア。タイミングよく焼きたてのホカホカだったので、サックリ感もあって一段と(=小生が1昨年食べたのと比べて)美味しい!
「ホント、美味しいわ。これなら一人1個でもよかったかもね」
小腹を満たして、モール内を一巡り。女房が満足したところで、外へ出てバスを待つ。22番は(ハナウマ湾帰りの客で)満員で、通過。次に来た58番でワイキキへ。途中下車して、フードパントリーと斜め向かいのサンジェルマンで食材を補給してから帰還。
夕食はトマト風味・タラバガニのパスタ(といっても、はるばると持参のカニ缶!)と豆腐サラダ。ヘルシー&美味しい。旅に出ても料理を厭わぬ女房に感謝!(ダイエーで買った赤ワインは超ヘビー。)
(デザートはパパイヤ、ダークベリー、キウイ)
8/14(月)
いつものペース(?)に戻って早起きし、たっぷりの朝食を済ますと、身支度を整えて出発。今日はノースへ遠出=ワイメアフォールズパークでウオーキング。
先ずはアラモアナセンターへ。“サークルアイランド”=一周バスは52番(逆時計回り)と55番(時計回り)があって、ワイメアだと52番が適切であるが、待つことも無くすぐに55番がやってきたので、これに乗り込む。東海岸沿いを進むが雲が多く、コオラオ山脈の頂は暑い雲がかかっている。
カネオヘ湾からクアロアビーチパークあたりにかけてはトロピカルムード一杯で、何度通っても飽きない“お気に入り”の景色である。
バスはタートルベイリゾートに入って小休止すると、52番に標識を変えて出発。ププケアビーチを過ぎて右カーブの坂を下りると、ワイメアビーチのバス停。
(タートルベイ・リゾ−トで一休み)
一緒に降りた数人はビーチへと向かい、フォールズパークへ進むのは我々のみ。(=始発のアラモアナセンターからズッと乗ってきたのも我々のみ)
10分ほど歩いて入場口へ。料金は大人$8だが、シニア(60歳以上)は$6との表示があるので、
「シニアですが、証明が必要ですか?」
受付嬢、ニッコリ笑って「何年生まれ?」、「1945年です」、「OKよ!」
彼女は女房にもニッコリと、「あなたは$8ネ!」・・・女房は満足の表情で、$8を差し出します。
いつの間にか天気は快晴になりました。日陰を選んで森林浴をしながら奥へと進みます。大きく枝を広げた巨木の下のベンチで一休み。「おかき」の匂いに誘われてか(?)頭の赤い小鳥がすぐ傍までやってきます。
ハイビスカス、ジンジャー類の花々が鮮やかですが、前2年前よりはちょっと少ないか?
「ねえ、花と緑がたっぷりなのに、蝶々がいないのよねえ、どうしてかしら?」 そういえばハワイでは何処へ行ってもあまり蝶々を見かけませんねぇ!
少ないのは花だけでなく、小川の水もチョロチョロ状態。「滝がちょっと心配だなぁ・・・」と思っていると、最後の橋の向こうに滝の姿が見えてきました。
「エッ、あれがそうなの?これはちょっとだワねぇ」
で、何はともあれ、滝つぼまで行って小休止。今回は水着持参なので、滝の下までひと泳ぎと思いましたが、「およしなさいよ。水もあんまり綺麗じゃなさそうだし」という声に思いとどまりました。“老いては妻に従い”であります。(女房)「いつもそうしてくれると有難いんだけど・・・」
(エビとポーク) (マンゴーの果肉がゴロゴロ入ってるシャーベトも美味しい)
食事を済ませて退場です。もと来た道をテクテクと引き返してバス停へ。「では、魚のいるププケアビーチでひと泳ぎ!」とバスを待ちますが、待てど暮らせどやってきません。30分に1本ですから、最悪でも30分待てば来るのですが・・・(現に、反対側はもう2台も通り過ぎてます)・・・ようやく来た!と思ったらNOT WORKING 走ってるから故障でもないし、どうしたのかな?。
ともかく“こりゃぁ、ダメだ!”というわけで、ワイメアビーチで泳ぐことに変更。橋を渡り、駐車場を進むと、広い砂浜の向こうに鮮やかなターコイズブルーの海が見えてきます。椰子の木陰に女房を休ませると、“アチッアチッ”と踊るように砂を踏んで、海の中へ。3〜4歩進むともう足が立たない“急深”の海です。沖合いに出るのは止めて右から左=例の飛び込み岩方向へ泳ぎます。海底を覗く(=ゴーグル越しに)と、紋柄カワハギやベラ類の姿がチラホラと見えます。身体が青緑色に染まるような綺麗な海に浮かんでいると“シアワセだなぁ!”という感じになってきます。
綺麗な海でリフレッシュしてバス停に向かうと、目の前をハレイワ方面行きが通り過ぎ、“シマッた”と思っていると(=こちらに乗ると文字通り“サークルアイランド”になるので)、ほどなくタートルベイ方面のバスが来たのでこれに乗って、朝来たコースを戻ってワイキキへ帰還。
ダウンタウンで終点かと思ったら、そのままアロハタワーを回ってアラモアナまで向かったので、途中ワードセンター(の向かい側)で降りて、マルカイストアを覗いてみる。日本食品がなんでも揃っていて、庶民的な雰囲気は
帰ってくると、ラナイから見事なサンセットを見ることができました。
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