メモリー・オブ・ハワイ&
おじさんの一人旅
(ハナウマ湾です!)
はじめに
新しい会社へ正式出社の日程に10日余り余裕が出来た。女房がそんなに長い間家でごろごろされても困ると言う。4月に二人でオ−ストラリア(シドニ−〜ケアンズ)へ卒業旅行(前の会社の)にいったばかりであるが、人生の真ん中でこんな時間が取れるのは僥倖としか言いようが無い(15年先ならいざ知らず)、折角のチャンスを有効に活かそう、女房もそう言ってくれる(言ってないか?)なら一人旅をしようと決める。
但し4月に金を費ったので今回は徹底したエコノミ−路線。キ−ワ−ドは「南」==屋久島か沖縄。沖縄なら石垣か宮古だと思って調べてみるが、二人が基本のパックツア−を一人旅にすると軽く10万円を超える。独自に組立てても飛行機代だけで6万はいくから同じこと、ウゥ−ンと唸って「エイビ−ロ−ド」を手にすると「ハワイ4泊6日58200円、リムジン送迎、ワイケレアウトレット半日観光付」というのが見つかった。
早速照会すると一人ならホテル代だけ二人分払ってくれればよい―ワイキキサンドビラなら追加は一泊3800円―とのこと。此所なら2年前に家族で泊って事情も分かっている。女房も苦笑いしながら承諾。7泊ぐらいしたかったが、諸般の事情も是あり、かくして5泊7日のハワイ一人旅へと出発の次第と相成った。
ゴ−ルデンウイ−ク直後の時期であったが、往きのノ−スウエスト便はつい20分程前にひと便出たばかりというのにこの便も満員、日本人はハワイが好きなのだ。しかしさすがに成年男子は少なく、殆ど女性、OL風が多い。男の独り者は見当たらず(当たり前か!)話し相手もいないので、出された機内食やアルコ−ルをせっせと食べ・飲んで、早朝到着に備えて睡魔を誘う。考えてみるとこれで4回目のハワイだ。瞼を閉じれば過去3回の旅行が走馬灯のように脳裏に蘇ってくる・・・
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